2011年4月17日日曜日

やわらかいこと、そして強いこと・・・・東京タワー耐える

あまりカメラを持って外に出ないのは、基本が出不精なのと、一眼レフに大きなレンズを着けてだと、どうしても大荷物になるから・・・・今日は思うところがあって、望遠を着けて出かけた。
 
自転車便のメッセンジャーバッグのように、たすき掛けに一眼レフを背中に背負って(角が当たってけっこう痛い)。東京タワーのふもとまで。

通勤路、国道一号は、慶応大学の角から、東京タワーがまっすぐ見える。3/11の地震で、先端がぺよっと曲がった東京タワーが気になっていた。
 
[東京タワー遠景、先端、わかります?]
 
脚部から見上げると、けっこうはっきりと曲がっている。
 
[脚部から見上げた展望台から先端]
 
タワー全体が受けたエネルギーを、柔構造の鉄骨がしなり、先端に鞭のようにエネルギーが集中したのだろうか。電波塔として50年。スカイツリーにもうすぐその役目を譲る東京タワー。鉄骨職人が手作業で組み立てたと聞く。
 
この、曲がった先端部分が、遙か数百キロ離れた地震のエネルギーの強さ、50年前の職人の心意気、やわらかいことと強いことが矛盾しないこと、いろんなことを考えさせる。
 
明日も東京タワーを見ながら出勤予定。
やわらかく、無理せず、一日一日を生きていくのだ。

3 件のコメント:

  1. すごい曲がっていますね!こんなに曲がっていたとは・・・驚きです。

    昔の職人さんはプロ根性がすばらしいですね。見習わなければ。

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  2. ごぶさたです。
    遠目からはあんまりわからないですが、下から見上げると、けっこう曲がってます。ま、東京タワーのキャラクター「のっぽん」も、けっこうふにゃふにゃな感じだし、まあよいのでは?

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  3. 職人さんはよじ登って直すらしいですね。
    333mの高さを登って直すなんて常軌を逸していますねぇ!!
    すごい!

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