2011年5月6日金曜日

自転車で小旅行へ・・・・戦利品もなかなか

連休中、一日くらいは自転車でまともに走らねばと、神奈川方面に向かった。
ざっくり120kmくらいの小旅行。
 
いくつか気になる本屋さんがあって、目標地点として設定。

・三省堂書店(海老名店)
とにかくツイートが面白い。

お店も、ツイート以上に面白かった。
陳列の仕方、見つけやすい工夫、POP、オススメのポイント。
マンガの棚も文庫の棚も、もちろん、受賞作や関連作は目立たせているのだけれども、知らなかった作品を知る工夫に満ちていた。

あ、この棚を作っている人は、本が好きなんだな、と、わかる。
この人のオススメなら読まないと・・・という、気持ちのいいプッシュのされかた。

ここで、クラフト・エヴィング商會『おかしな本棚』(朝日新聞出版)を発見。
『どこかにいってしまったものたち』以来のファン。すごいツボ。だが、重い。
これからの80kmほどの旅程を考えて断念。

最近、『阪急電車』を映画で観てすっかりファンになったので、『図書館戦争』を購入。ラノベっぽいので敬遠していたのだがけど、いい作品を書く作家さんなので、敬遠することはないなと、文庫化されたのをきっかけに買ってみた。

・BOOK PORT203(鶴見本店)

神奈川県内に数店舗を展開する中堅チェーン店。
実は、去年の秋に栗平店は行ったことがある。ここも、ツイート面白い。
 
たまたまレジにいらっしゃった店長さん(熱いつぶやきがスゴイ迫力なので、もっと怖い人かと思ってました)に、ちょっとだけご挨拶。
 
こちらは、物理的な展示のしかたが、素敵。雑誌棚の平台の空間の使い方とか、すばらしい。
アクリル製でちょっと浮かした展示、POPの付け方、店舗スペースを余すところなく使いながら、圧迫感がない。
 
ここでは、同じ有川浩さんの『県庁おもてなし課』を購入。
  
・三省堂書店(経堂店)
先日GW中にオープンしたて。
上2店と比べては申し訳ないけれど、がんばっているけど、まだまだ伸びしろがありそうな感じ。
 
いい先達がチェーン内にいるんだから、成長に期待、ということで、海老名店で語った『図書館戦争』の続編、『図書館内乱』を購入。

[三省堂書店2店舗とブックポート203さんからの戦利品]
いずれも有川浩さんの作品。どうせ買うなら、一箇所にまとめて・・・という突っ込みは禁止。
 
 
今日の戦利品、もうひとつ。
 
[洗い立ての缶詰]
石巻の木の屋さん、津波で被災され、掘り出された缶詰を経堂の町の人が洗って、300円で販売。経堂の「さばのゆ」という飲み屋さんで買えます。
 
・木の屋石巻水産
 
・さばのゆ

 
「サンマの水煮」「サバみそ煮」「?」(ラベルがはがれて何だかわからなかったらしい)。
 
明日の朝飯は「?」で・・・・ちと楽しみ。
 

2011年5月4日水曜日

ベイダー卿、以外にいい人・・・・しかしこの組合せは

休日なので映画を観に行ってきた・・・・観た映画は『阪急電車』、こちらは、原作本を読んで、改めてブログに書く予定なので、ちょっとしたオマケ。
 
映画は有楽町のマリオン。駅から交通会館の脇を通って行くと、なにやら人だかりが。ストーム・トゥルーパーが募金活動をしている。映画が始まりそうだったので帰りに寄ることにして、映画に。
 
で、戻ってみたら、な、なんと、ベイダー卿まで・・・・しかも、ヨーダ様を乳母車に乗せている。
 
ストーム・トゥルーパーにもらったチラシによると、交通会館で、北原照久さんのコレクションのチャリティー展示をしているらしい(入場料が寄付に)。
 

[ヨーダ様とベイダー卿だけでもなかなかのところ、なぜか、ジャック・スパロウまで]
 
ベイダー卿、暗黒面に引き込もうというのか、なかなかフレンドリーで、肩を組んでくれた。
以外にいい人なのかな。
 
・・・・で、行ってきた。北原さんのコレクション。
巨大な鉄人28号からソフビ人形、メンコや双六まで、なかなか楽しめました。
 
太っ腹に撮影可能だったので、一枚。
 
[等身大仮面ライダー]
ちなみに、写り込んでいないが、左膝のところにコイン投入口があり、右膝からカプセルが出る、自動販売機。ちと手振れ。
 
5/9までやってるそうなので、ぜひ。
(入場料は全て寄付に回されるとのこと、北原さんも来ていて、ストーム・トゥルーパーやアナキン・スカイウオーカー、ボバ・フェット=汚しの具合からボバと判断=といっしょに、募金活動してました)
 
そうそう、有楽町の交通会館といえば、三省堂書店のあるビルです。
ツイッターをされている方、有楽町三省堂店さんのツイートは面白いので、ぜひフォローを。
 
●有楽町三省堂のツイッター
 
三省堂グループでは、有楽町店さん、海老名店さん( @ebina_sanseido )が群を抜いて面白いです。
ゴールデンウイーク中の自転車旅、書店巡りの予定。海老名、ちょっと遠いかなあ・・・・。

2011年4月29日金曜日

しのぶちゃん萌える・・・・夏は近いぜ

 
冬にすっかり葉っぱが枯れると新聞紙でくるんで仕舞い、暖かくなってきたら外に出し、水をやる。
毎年ゴールデンウィークくらいになると、蕨のような芽が出て、緑鮮やかな葉が伸びてくる。
 

[しのぶちゃん萌える]
頭と足のあたりに、渦巻き状の芽が出てるのわかります?
 
石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも  志貴皇子
 
という歌がありますが、表に出すのが遅いせいか、しのぶちゃんが萌えるのは、だいたい初夏の声が聞こえる頃。夏は近いぜ。
 
連休前半は何かとわたわたしていますが、後半5/6を休みにすると連続休みなので、自転車でちょっとぶらぶらするかな。
 

2011年4月20日水曜日

温泉パン再び・・・・ついにプレーンとオレンジをゲット

今日は午後半休で、田舎に行ってきた。
 
新幹線も、こないだ行ったときは(2011/4/6ブログ参照「温泉パンをゲット・・・・ちょっと重たくて、ちょっと幸せ」)、那須塩原行き「なすの」だけだったのだが、福島まで開通。
しかも、「やまびこ」も「Maxなすの」も走っていた(Maxって何だろう)
 
で、買ってきました温泉パン。
 

[「元祖 温泉パン」と「温泉パン オレンジ」]

「オレンジ」も、オレンジピールが効いて、なかなかうまいのだが、私はやはりプレーン派。家族はオレンジ好きなので、この組合せだとケンカにならないのだ。
 
今日はちとくたびれたので、以上。
おやすみなさい。
 
(今週末はジャムおじさんの予定です・・・・)

2011年4月17日日曜日

やわらかいこと、そして強いこと・・・・東京タワー耐える

あまりカメラを持って外に出ないのは、基本が出不精なのと、一眼レフに大きなレンズを着けてだと、どうしても大荷物になるから・・・・今日は思うところがあって、望遠を着けて出かけた。
 
自転車便のメッセンジャーバッグのように、たすき掛けに一眼レフを背中に背負って(角が当たってけっこう痛い)。東京タワーのふもとまで。

通勤路、国道一号は、慶応大学の角から、東京タワーがまっすぐ見える。3/11の地震で、先端がぺよっと曲がった東京タワーが気になっていた。
 
[東京タワー遠景、先端、わかります?]
 
脚部から見上げると、けっこうはっきりと曲がっている。
 
[脚部から見上げた展望台から先端]
 
タワー全体が受けたエネルギーを、柔構造の鉄骨がしなり、先端に鞭のようにエネルギーが集中したのだろうか。電波塔として50年。スカイツリーにもうすぐその役目を譲る東京タワー。鉄骨職人が手作業で組み立てたと聞く。
 
この、曲がった先端部分が、遙か数百キロ離れた地震のエネルギーの強さ、50年前の職人の心意気、やわらかいことと強いことが矛盾しないこと、いろんなことを考えさせる。
 
明日も東京タワーを見ながら出勤予定。
やわらかく、無理せず、一日一日を生きていくのだ。

2011年4月16日土曜日

難しいことを考えない・・・双羊尊

高校時代の友人と、根津美術館に行ってきた。『燕子花図屏風』が年に一度、この季節に出展されるという。
 
改装されてから二度目の根津美術館。
前回は『青磁展』息が詰まるほど美しかった。
美しすぎるものは見ていて、切なく、苦しくなってくる。見て帰ってきて、半日動けなかった。

今回の展示のメインは、有名な燕子花図屏風。音楽を聴いているようなリズム感が素敵。
金箔の上に乗った顔料の色がほとんど褪せたりはがれたりしていないのは、奇跡に近い。

タッチが軽く、安らげる。
いろんな不安を忘れ、しばらく眺めて楽しんだ。

 
[根津美術館の入館券『双羊尊』の図柄]
 
根津美術館、実はお気に入りは、『双羊尊』*という、チケットの図柄にもなっている、青銅製の酒器。
饕餮文(とうてつもん)という渦巻き状の神獣が彫り込まれた殷代の青銅器だが、ごつごつした硬いイメージのものが多い中、これだけ、やわらかい曲線が印象的。
にしても、繊細な文様、角や耳までまったく隙のない曲線、鋳物でこの複雑な形状の器を作るのに、どんな型があって、どんな技術がつぎ込まれていたのか、溶けた金属を、どう流し込むと、薄い耳の先まで、優雅な曲線の角の先まで、繊細な文様の隅々まで回り込むのか、考えると眠れなくなりそう。

* 『双羊尊』:この双頭の偶蹄目、ロフティング作・井伏鱒二訳『ドリトル先生アフリカ行き』に「オシツオサレツ」として登場するのに、ちょっと似てる。動物と話ができるドリトル先生なら、数千年前の中国から来たこの羊に、なんて話しかけるだろう。
 
何が何でも文様で埋め尽くさなければならないという青銅器が多い中で、ちょっとほっとできる、間の抜けた顔、ふくよかな曲線、あんまり難しいことを考えずに、時々羊くんに会いに行くかな。


『かばくん』・・・・こっそり ゆめみて

『かばくん』・・・・生涯に一冊の本を挙げるとしたら、まっさきにこれ。
 
岸田衿子さく・中谷千代子え『かばくん』(福音館書店)の作者、岸田衿子さんの訃報を目にした。
 
[『かばくん』、初版は1962年、まだ私が生まれていないころ]
 
こどものころ、読んでいた本は、多分、ぼろぼろになって買い直した1981年の36刷り。それでも補修したテープが変色してはがれかけてる。
  
子供の頃から何度も読み返し、自分の血となり肉となり、自分を作ってきた絵本。
改めて影響の大きさを思う。
 
どうぶつえんに あさが きた
いちばん はやおきは だーれ
いちばん ねぼすけは だーれ
 
もちろん、主人公かばくんは、一番ねぼすけ。
ねぼすけで、くいしんぼうで、自由で、好奇心旺盛で、楽しむことを知っているかばくん*。
 
* ねぼすけで、くいしんぼうなのは、『かばくん』のせいにしてはいけないですね。そこは自己責任で(笑)
 
何気ない動物園の一日が、平凡で平易だけど、やわらかく美しい言葉で語られる。
 
そして、最後はこんな一節で終わる。
 
おやすみ かばくん
どうぶつえんに よるがきた
こっそり ゆめみて ねむってくれ
おやすみ かばくん
ちびの かばくん
 
よい夢が見られますように。
心からご冥福を祈ります。
 
おやすみなさい。