2017年4月10日月曜日

本屋大賞発表会直前、自分ならこの3作というのを挙げてみた(追記あり)

このところ毎年、本屋大賞の発表会に行っている。


明日4月11日は発表会。
http://www.hontai.or.jp/

今年はどの作品が大賞を獲るだろうか。
毎年、10冊のノミネート作品を読み、ゆるーく考えたりする。


ということで、自分が投票権があれば、この作品というのを、3作品あげてみた。
予想ではない。


1位:恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)
直木賞獲っちゃったからな、というのはあるけれど、これはもうあらゆる事情を差し置いてなんと言おうと傑作。文章というものができる限界を振り切った大傑作。未読の方は読むように。
文章の間から音が立ち上ってくるような作品。

2位:原田マハ『暗幕のゲルニカ』(新潮社)
美術館でのキュレーター経験もある原田マハさんならではの、アートの力を存分に感じることができる傑作。

3位:小川糸『ツバキ文具店』(幻冬舎)
1位、2位の迫力に比べると、かわいい短編集。作中に埋め込まれた手書き文字がとてもいい。

『本の雑誌増刊号 本屋大賞2016』
本屋大賞2016は『羊と鋼の森』でした。

さてさて、2017大賞はどれかなー。

賛助会員になって、本屋大賞授賞式に行くともらえます。
http://www.hontai.or.jp/npo/index.html#member


4/11 追記、授賞式に参加してきました。
大賞は恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』、あらゆる事情を差し置いて、獲るべくして獲った大賞、改めておめでとうございます。

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