2010年5月30日日曜日

TEAM パオパオビール・・・・これでチームの一員!?

ジロデイタリアや、ツールドジャパンが話題になっていますが、「TEAM PaoPaoBeer」って知ってますか?・・・・ジャージを入手しました。
 
スタジオジブリ制作で話題になった「茄子 アンダルシアの夏」と、その続編にあたる「茄子 スーツケースの渡り鳥」、自転車競技を正面から描いた好作です。いずれのエンディングも、忌野清志郎「自転車ショー歌」。親父ギャグ満載ですが、泣けるほどいい歌です。
 
で、そのジャージ。サイクルウェアの老舗、パールイズミから、以前限定販売になっていたのですが、その際は入手できず。最近、2作目「スーツケースの渡り鳥」バージョンで、再発売。
つい、できごころで、ポチッとゲットしてしまいました。
 

[パールイズミ「TEAM PaoPaoBEER」公式ジャージ]
初代の方が色合い的には好き。
 
実は、サイクルウェアは、初購入。
通勤ライドはスーツだし、普段は、ランニングウェアで乗っているので、サイクルウェアは初体験。
ぴたっとした作り、背中がはだけないような長さや滑り止め、後ろポケットの位置など、なかなかGood。
   
これに、下はレーパンなら、ばっちりなのだが、何となく心理的抵抗感が。
 
まあ、どっちにしろ、そんなに速くないので、目立たないのですが。
 
★今日の練習:うーん、天気はいまいち。なにしようかな。
 追記:午前中、ご近所を軽くジョギング、足を伸ばしたついでに、近所の寺町にある友人のお墓参りに。今日は何か仏教系の行事があるのか、あちこちのお寺にアルカンシェル*みたいな旗が出て、たくさんの人が参拝に来ていました。
 午後、昨日と同じく、電子書籍を読みながら、バイクマシン100分。"The Red-headed League"(赤毛連盟)読了。
 
* アルカンシェル:フランス語で虹。世界選手権の優勝者が着ることができるジャージが、虹色の縞が入ったウェア。そんな名前のバンドもあったっけ。
 
☆今日のお茶:こちらもどうしたものかな。
 こちらも追記:いまいちはっきりしない天気、さっぱりと焙じ茶がいいね。

2010年5月29日土曜日

サヨナラダケガ・・・・お気に入りとの別れ

洗い物をしていて、事件は起こった・・・・昔、ミスタードーナツでゲットした皿が、お気に入りの茶海*に直撃。
 
* 茶海:ミルクピッチャーを大きくしたようなもの。中国茶用の茶器。急須で淹れたお茶を小さな茶杯で飲むのに、濃くなり過ぎないように移すバッファー。日本緑茶を入れるときの湯冷ましにも活躍し、我が家では最も出番の多い茶器だった。
 
ミスタードーナツの皿は無事、巻き添えの茶海が・・・・。
 

[茶海]
「チャカイ」 or 「チャハイ」と読む、海のように注がれることから?
 
残念。接着剤で接ぐのも、お湯が入るし、ちょっとだめかな。
以前なら、亡き父が漆で金接ぎとかしてくれたのですが。
 
お気に入りの茶器から、壊れていくのは、使用頻度も高いのでしょうがない。
サイズも厚みも、染め付けの色もお気に入りだったのだが。
 
★今日の練習:雨なので、バイクマシン80分。今日は負荷を下げて、のんびり回したので、動かないバイクマシンとしては、長時間。いちどやってみたかった、本*を読みながらのトレーニング、ながら運動だと、無理しすぎないのでいいかも。
 
* 本を読みながら:バイクマシンのハンドルには、ちょっとした雑誌をおけるような台がある。ただし、本の場合、自動的に閉じてしまって、開いて置けないため、今までは実現できず。今回、新兵器として、話題の電子書籍リーダーを導入してみた(といっても会社のなんだけどね)。片手でワンタッチ操作でページがめくれ、文字サイズを変更して大きめ文字にすれば、運動しながらでも大丈夫。のんびり運動しながら、「A Scandal In Bohemia」(「ボヘミアの醜聞」シャーロック・ホームズの最初の短編です)を読み切った。辞書も連動していて、英語学習にはいい感じ。電子ペーパーももうちょっとコントラストが上がって、テカリがなくなれば、使えるかも。いずれにせよ、リアルに自転車で走りながらは無理なので、雨の日のオプションですが。
 
☆今日のお茶:焙じ茶。栗まんじゅうとともに。・・・・その後、上記の悲劇が。

来週は旅に出るぜ・・・・タイヤを換えるべきか迷う

来週は会社の旅行、夕方集合の朝解散*、自転車で行こうか検討中・・・・ま、自転車の聖地修善寺なので・・・・。
 
* 要するに飲み会ですな。
 
前輪のタイヤがだいぶ減っている。
普段は、近所をたらたら走っている やがた は、通常、スペアタイヤを持っていない。減ってきたら、交換。パンクしたら、押して帰るか、その辺に駐めて、電車で帰り、翌日どこかでタイヤを買って、交換する。
ということで、常備在庫は持たない・・・・タイヤはゴム製なので、長期間保管すると劣化するので、できるだけ新鮮なタイヤを着けたい。
 
が、ロングライドの時は、さすがにタイヤがないと、深夜で、山の中で、交通機関もなく、タクシーも通らないとすると、とぼとぼ50km歩くってのもつらいので、予備タイヤが必要。
 
先日の群馬→一都六県ライド(→こちらの記事「手段のためには目的を選ばない」参照)の際に、予備のタイヤを買った。
忙しくてショップに行く暇がなく、前日の夜9時前、駆け込んだ自転車ショップでは、チューブラータイヤが1種類しかなかった。
 
で、買ってみた。
群馬ライドの予備タイヤとして携行。
 

[HUTCHINSON Basic Reflex]
ハッチンソンとも、ユッチンソンと読むらしい。
 
Basicというくらいだから、廉価版タイヤなのだろうが、ちょっと予算オーバーだった。
サイドのブロックパターンが、ちょっとユニーク。
 
普段、一番入手しやすいVittoriaのSTRADAを愛用しているが、初めてのハッチンソン。
昔々のランドナー車などでは、よく聞く名前だったが、どんなタイヤだろう。
 
来週へ向けて、交換するかどうか、迷うところ。
今の前輪は、若干減っている。

1. 交換せず、ニュータイヤを予備に持っていく
 → ふだんなら、もうちょっと乗れるくらいの減り具合なので、お金もかからないし、第一選択。ただし、多少なりとも減ったタイヤで峠道を走るのは不安あり。
 
2. ニュータイヤに交換して、減ったタイヤを予備用に持っていく
 → チューブラーは、タイヤを外すだけでけっこうタイヤが傷む。交換した旧タイヤを予備に使うとすると、万が一パンクしたときに、古いタイヤを着けなければならないのは、残念。
 
3. ニュータイヤに交換して、予備用タイヤを一本買う。
 → お金がな・・・・貧乏性なので、今のタイヤは、もうちょい乗れそうなので迷うところ。
 
迷うところですな。
ニュータイヤを着けることになったら、その印象は改めて、ここに書きます。
 
★昨日の練習:このところ忙しくて、先週、ほとんど乗れてない(涙)。今日も天気悪し。
 
☆昨日のお茶:会社で碁石茶*。後発酵茶で、においが独特。金属製のマグににおいが移って、なかなか落ちない。碁石茶、プーアール茶専用のマグを用意するか?
 
* 日本には珍しい後発酵茶。プーアール茶は、カビによる熟成だが、こちらは嫌気状態における乳酸発酵。要は茶の漬け物。四国の山中で作られている。香りはかなり独特だが、味はまあまあ、なかなか落ち着く。やっぱり日本人は漬け物だよね(笑)。

2010年5月26日水曜日

「自転車」・・・・さすがはスタジオぴえろ

テレビ東京で、「ナルト疾風伝」というアニメがあるの、ご存じですか・・・・あの、「たこやきマントマン」で有名な*スタジオぴえろが制作した忍者アニメです。
 
* 「たこやきマントマン」を知らない人はいても、少年ジャンプで連載中の「ナルト」を知らない人は少ないかな。「たこやきマントマン」ご存じですか? 偽アンパンマンとか言ったら、怒られちゃうかな。
 
エンディングテーマ曲は、「自転車」(→Amazonへリンク)

主人公でもメインキャラでもない女の子(一応登場人物)が、自転車に乗って坂を登る。
ミニベロみたいな、曲線的なおもしろいフレーム。
アップテンポなサビの部分で、坂にさしかかり、腰を上げ、ダンシング(→こちらの記事「ダンシング・オール・ザ・ウェイ」参照)で登る。
 
フレームや荷台の形状、変速機やチェーンリングやダイナモの取り付けも、平地の走行や坂でのダンシングの動きも、自転車がわかっているアニメーターが描いている感じ。
 
ちょっとミキストっぽいミニベロ。カゴ付きのお買物自転車。
自転車アニメといえば、「茄子 アンダルシアの夏」(こちらはスタジオジブリ作品)が有名だが、お買物自転車派としては、エンディングのみ1分半ほどの映像だが、こっちもいい。なにより楽しそうなのがいいね。
 
★今日の練習:いまいち体調悪く、完全休養。半端に仕事が忙しい・・・・。明日は雨の予報。
 
☆今日のお茶:会社のお茶を切らしており、しかも、家に帰って、お茶を入れる余裕なし。明日は持っていかないと・・・・会社で碁石茶*とか飲んだら、ひんしゅくかな。
 
* 碁石茶:日本では珍しい、プーアールのような後発酵茶。嫌気状態で乳酸発酵した漬け物のようなお茶。微妙に匂いに好みが。

2010年5月25日火曜日

リアルということ・・・・宮崎のみなさんへ

報道で宮崎の事態を見聞きする・・・・報道ではリアルには伝えられない、においや、鳴き声や、農家の方の思いを想像する。
  
自分の仕事には、本当のリアルがあるのだろうか、現場で起こっていることを受け止められているだろうか。抽象化という名の乖離に終わっていないだろうか。自分なりに一生懸命やっているつもり。それでも、目の前で、大事に育ててきた牛や豚に縄をかけ、泣き叫ぶ彼らにワクチンを打ち、埋める土地がないからケアもできず放置し、そして、消毒液まみれになりながら埋める・・・・。そこで失われていくものに対して、自分ができていること、自分の産み出す価値が、なんてちっぽけなこと・・・・。
 
形は違うし、たとえるのは不謹慎かもしれないけれど、1000勝を達成した魁皇や、Tour Of Japanで逃げていたアシストたち、困難を乗り越えて働きながら勉強している人、リアルな日常と戦い、価値を産み出している人たち。
 
自分ができることを思うと、へこむなあ。
 
畜産関係でもないし、直接、何ができるわけでもないのですが。
一つずつ、自分のフィールドで、自分のできることをやっていくしかないですよね。
 
 
宮崎で奮闘しているみなさん、がんばってください、
そして、がんばりすぎないでくださいね。
 
心から。
 
 
【追記】・・・コメントに入れるといまいち目立たないので、こちらに

宮崎県のサイトに義援金の募集と、
振り込み方法などがあります。
 
振り込み料金無料+税制の優遇措置も得られるみたい。

2010年5月23日日曜日

ツアーオブジャパン最終ステージ速報・・・・スポーツ写真は難しい

近所を、TOJ*の最終ステージ、日比谷→大井埠頭周回が通るので、見に行った。

* Tour Of Japan:日本でおこなわれる唯一の本格ステージレース(→こちらのサイト「Tour Of Japan」参照)。
 
来た!
 

[先頭・・・・逃げている]
 
[マビック・カー]
 
[マビックファンにはたまらない]
機材補助車。マビックのホイールが満載。
 
ついそっちに目が・・・・気を取られているすきに。
 

[集団が追いかける]
 
と、あっという間に通り過ぎ・・・・。
 

[後ろ姿]
逃げる小集団を追走する集団。まだまだ序盤なのだが、小手調べの逃げ。
 

[チームカーが続く]
 

[あとは、後ろ姿を見送るのみ]

しかし、速い、じっくり見る余裕もなく、通り過ぎてしまいました。
あっというまの1分の出来事。
 
スポーツ写真は難しい。
報道カメラマンだったら、首ですね。
 
ま、マビックカーを見れたから、満足、かな。
 
★今日の練習:雨なので、バイクマシン25分、(1分の高負荷と、1分の流しを入れて、インターバルトレーニング)×10+クールダウン5分。
 
☆今日のお茶:昼は銀座でランチ。コーヒーはいまいちだったな(残念)。

2010年5月22日土曜日

ハンドベル・・・・段取りの美しい人は仕事も美しい

今日は近所の公園でイベントがあり、行ってみた・・・・ハンドベルの演奏会があった。
 
もともとが教会音楽で、室内で演奏するもので、屋外だと音が拡散してしまうとのこと。音色的にはちょっと残念。
 
5人の演奏者が、幅広い机の上に置いた、数十のベルを、交互に取り上げては、鳴らす。
一人で同時に鳴らせるベルは、基本的に2つのみ(片手で2つ持って鳴らすテクニックもある)。
一曲の間、何度もベルを持ち替え、複雑なメロディー、伴奏、音色を紡いでいく。
 
曲によってキーが違うからか、曲紹介の間に、使わないベルを下げ、新たなベルを用意し、置き方を整える。持ち替えるときに、ベルを置き、次のベルを取り上げるのだが、空いている手で、ベルの位置を整えたり、けっこう忙しい。
 
音を聞き分けられるほど耳がよくないのだが、うまいな、という人は、ベルを取り替える手が、わたわたしない。事前の配列や、取り替えたベルを置く位置が、身についているようだ。
 
外科手術でも、メスや鉗子や、針と糸といった道具を、どう並べるか、手際のよさ、段取りのよさが、技術につながっているのだろう、看護師やME*の方のサポートがいいといい仕事ができるそうだ。
 
* ME=臨床工学技士。・・・・ってなこと書いていますが、まったく医療関係者ではありません。私の医療知識は、「ブラックジャック」や「ブラックジャックによろしく」止まりです。そういえば、なんだか専門用語を並べて医者を装った犯人が詐欺罪で捕まりましたね。知ったかぶり、気をつけないとな。
 
自転車のメンテナンスも、床を汚さないように新聞などを敷き、自転車をどこに置き、使う工具を事前に並べ、いかに段取りするかで、作業効率が違う。
そうは思っても、なかなかこれが、上達しない。

・・・・プロじゃないんだから、半年に一回しかタイヤをはがさないし、年に1回くらいしか振れ取りはしないし、2年に1回くらいしかワイヤーを交換しないし、4年に1回くらいしか、チェーンを換えないので、上達しようがないんだよね。
 
こないだも、ワイヤー交換で短く切りすぎて、買って置いたアウターワイヤーを使い尽くし、一本だけ色違いなワイヤーになってしまうし、タイヤ交換でリムセメント(粘着剤です)を塗ったホイールをどうしても触ってしまって、必ず手がべたべたになるし、フレームやホイールを掃除した後に、チェーンを洗って、せっかく拭いたホイールに油が飛んでいて・・・・残念。
 
段取り力を向上させないとな・・・・と、ハンドベルの演奏を聴きながら・・・・。
 
そんな邪念を吹き飛ばすような青空に、緑の映える公園で、ハンドベルの音色、心が洗われる気分でした。
 
 
その後、せっかく出かけたので、自転車でぽたぽた。
特に目的地もないので、適当に走って、信号に引っかかりそうになったら、曲がる、迷ったら、できるだけ知らない方、細い道の方、坂のありそうな方に曲がる・・・・を、繰り返し、適当に走った。何となく、山手線内から出ないように、都心部をうろうろ。
路地裏が多いので、速度は出ないけど、STOP & GOで脚力を使い、坂で位置エネルギーを消費。
 
麻布、六本木、小日向、小石川、根津、麹町、溜池、白金・・・・なんだか高級住宅地巡り。
しかし高級住宅地は坂が多い。住民の皆さんが、全員坂マニア*ではないと思うのですが、運転手送り迎え付きだから心配ないんだろうか?
 
* 謎の深夜番組、全力坂(→こちらのサイト「テレビ朝日 全力坂」参照)にも、タモリの「TOKYO坂道美学入門」にも出てくるような坂をけっこう走りました。
 
★今日の練習:都内、ざっくり40kmくらい走ったかな? けっこう運動でした。明日は雨、TOJ大井ステージの皆さん、お気をつけて。
 
☆今日のお茶:ペットボトル2本。いい天気だったので、けっこう気持ちいい汗かいたみたいです。

小さな旅・・・・たまらん坂

今朝、テレビをつけたら、聞き覚えのある歌が聞こえた・・・・「小さな旅」*、国立市たまらん坂。
 
* NHKの長寿番組「小さな旅」2010/5/22放送「キヨシローと歩む坂~東京 国立市界わい~」
 
5/2の忌野清志郎さんの命日と、「多摩蘭坂を登り切る手前の坂の途中の家を借りて住んで」た清志郎さんを巡る人々の話。

[RCサクセション「多摩蘭坂」]
街路表示は、「たまらん坂」ですが、最初に聞いたときは、本当にある坂とは思わなかった。
 
ちゃんと早起き*して、最初から見るんだったな。
 
* 今日は、お休みなので、爆音の鳴る目覚まし(→こちらの記事「人生は戦いだ」参照)は不使用。
 
坂を登り切る手前の坂の途中」ってフレーズが、素敵。
 
ここで、ロッキーのように、坂を登り切って、「エイドリアーン」と叫んでしまう達成感でなく、中途半端で、ひっそりと、普通に暮らしてた、無口な、シャイなロッカー。
 
多摩川の河岸段丘上にある、緑と町並みを共存させた都市計画の成功例、学術と人情が両立する街、国立に暮らした清志郎さん。
街を愛し、人を愛し、自転車を愛し、人生を愛していたんだな、と、しみじみとわかる曲をたくさん残しています。
 
そのうち、そのあたりをのんびり走ってみたいですね。
今日は天気がいいけど、こんな番組があった後なので、混んでるかも。
 
★昨日の練習:いつもの32km。昨日は最高気温が30度。夏だね。湿度が低く、初夏の薫風って感じで、快適でした。
 
☆今日のお茶:ヌワラ。千趣会のチーズケーキと。

2010年5月20日木曜日

梅雨が来て、そして夏が来る・・・・せめて塩を吹かない程度に

このところ雨が多い。今日も電車通勤・・・・まあ、本が読めるからいいか。
 
晴れた日は7時台から気温がうなぎのぼり、最高気温は25度を超える。
ま、もう夏だし。

今から梅雨明けの盛夏の心配をしてもしょうがないが、スーツに塩が吹かない程度に、ぼちぼち走るトレーニングをしないと。
 
通勤中、ローディーの方や、自転車便の方に抜かれても、我慢だ。
心頭滅却すれば、きっと抜かれても悔しくないに違いない。

★今日の練習:夕方雨の予報だったので、電車通勤。このところ、疲労がたまっているため、通勤ランもお休み。
 
☆今日のお茶:濃いめに淹れたアッサムで、アイスティー。ベイクドチーズケーキと。

2010年5月18日火曜日

向かい風を楽しむ余裕・・・・仕事の記事は閑話休題

気がついたら、前回、「世界一速いお買物自転車の日々」も投稿200件目・・・・ところが、なんの変哲もない目覚まし時計の記事で終わってしまった。
 
そうでなくても、最近、仕事が忙しいせいか、遊ぶ余裕を失っているのか、仕事の記事が多い気がする。忙中閑あり、心の余裕を持たないとね。
 
と、今日も残業、深夜残業にならない程度に会社を出る。

猛烈な南風。
春先なら春一番って感じの風がコンスタントに吹き付ける。
強風波浪注意報が出ているらしい。

南風を「はえ」*、東風を「こち」**というが、地域や地形や、職業や民族によって、風の名前もイメージも違う。東アジアの季節風エリアの日本では、北西季節風が冬を代表し、東風を春を象徴する風としてイメージするのは、東=青=春・・・・という陰陽五行の思想に影響された面もあると思われる。
 
* 南風(はえ):どうも漁師言葉らしい。
 
** 東風(こち):こちらは、古語が残ったものらしい。「東風(こち)吹かば匂い起こせよ梅の花・・・」という歌で有名。
 
シャーロック・ホームズでは、東風は、プロシアとの戦争状態を示す、北海を渡ってくる厳しい風*。
 
* 「シャーロック・ホームズ大事典」(水野雅士「シャーロッキアンの果てしなき冒険」からの又引きですが)によると、聖書が背景にあり、神の裁きの厳しい風を意味するとのこと。
 
指輪物語では、東風は、口にするのもはばかられるモルドールからのまがまがしい風。菅原道真公の柔らかい東風とは、だいぶイメージが違います。
 
では、南風はどうか?
 
北半球では、北風、南風は、だいたい、寒風、暖風で、わかりやすいためか、象徴的な意味をかえって持ちにくいのかも。
 
ま、いずれにせよ、今日は、強風にあおられ続け、意味を考えている余裕はなかった。
 
向かい風を楽しむ余裕を持つためには、空気抵抗を切り裂くパワーか、強風を受け流す美しいライディングポジションか、いずれかが必要。
こういうとき、アップライトなポジションを変えられない、バーハンドルのお買物自転車は、不利ですね。
のんびり走るには、姿勢が楽なので楽しいのですが。
 
★今日の練習:往復32km。復路は強風での高負荷ライド。
 
☆今日のお茶:会社では龍井。帰宅してからコーヒーゼリー。

人生は戦いだ・・・・まずは敵を認識する

「24時間戦えますか」というフレーズが一世を風靡したことがある・・・・普通に考えて、人間には休息が必要だ。
 
どうにも朝が苦手、で、強力な目覚ましを導入してみた(→こちらの記事「早起きは三文の」参照)。
 
びっくりするような大音響。
SNOOZEボタンを押しても、1分後に再び大音響が響く。
二度もびっくりさせられるのはたまらない。
 


[スヌーズボタン(上)と、スライドスイッチ(右下)]
サイドのスライドスイッチを下げると、黙らせることができる。
 
さらに、目覚まし自体は、ベッドの下、ちょっと離れた場所に置き、腕を伸ばさないと届かない位置に。
 
起床時間になると、まず、部屋の照明がタイマーで点灯。
で、おもむろに大音量が響く。
 
何度聞いても慣れない、凶悪な音。
 
戦いは、いかに迅速に起きてスヌーズボタンに手を伸ばすか、ではなく、いかに、鳴り始める前に起きてスライドスイッチを下げてしまうか。
 
いまのところ、一勝一敗。
いずれにせよ、起きられているから、ま、いいか。
 
★昨日の練習:通勤32km。
 
☆昨日のお茶:龍井。塩ケンピ残り少なし。近所で売ってないかな。

2010年5月16日日曜日

早起きは三文の・・・・って、30円? 300円?

どうも早起きが苦手・・・・土日は何もなければ日が高くなるまで寝ていて、朝ご飯を食べてまた寝る。
 
何らか目的があったり、約束があったりしなければ、ロングライドもなかなか出られない。
普段の土日は、じゃあ午後から走りに行くか、と、小一時間走って、もしくは、スポーツクラブで小一時間ステッパーを踏み、ま、いいかな、と終わってしまう。
朝が弱いことが一日を長く使えない一因であることには違いない。
 
ブログつながりで皆さんの記録を見ると、4時起きで出撃とか、出勤前に皇居周回とか、同僚でもA支部長は出勤前に御殿場の峠を走っているとか・・・。
 
昨年12月から通勤距離が増え(2km→16km)、この4月から出勤時間が30分ほど前倒しになり、朝、のんびりポタージュを作ったりという技が効かなくなりました。
目覚まし代わりのCDも、ついつい、布団の中で曲に聴き入ってしまったり*・・・・。
 
* 現在、サザンの「海のYeah!」で起床が・・・・特に、DISC2は、バラード系名曲が多く、つい。
 
で、ちょっと明日から、禁断の目覚ましを投入することにした。
あまりにもうるさいので、買ったはいいものの、使っていなかった、その名も「BATTLE」。
 

[BATTLE]
"LOUD SOUND BELL CLOCK" とのこと。VOLUME=MINでも、普通の目覚ましの最大音量くらい。MAXだと、かなり凶悪です。
 
ブログ更新/巡回もそこそこに、早く寝て、朝型に切り替えることにしよう。
 
早起きは三文の得と言うけど、三文って、30円? 300円?
これで、明日から毎日300円、365日だと、10万円以上のお得かな・・・・捕らぬ狸の狸汁だね。
 
★今日の練習:ご近所ラン、3km。
 
☆今日のお茶:山本山「八女茶」。いただき物*の「塩ケンピ」と、甘塩っぱくて、「やめられない、とまらない」。ダイエットの敵ですな。
 
* 弟の農場でできたタケノコをおすそわけしたら、わらしべ長者状態でいただきました。おいしかったです(ぺろり)。

2010年5月15日土曜日

研修終了・・・・新入社員に感謝

4日間の研修プログラム終了・・・・新入社員は入社の4月1日からだから、一ヶ月半。お疲れ様でした。
 
実際、疲れました。真剣に向かってくる8組、50名近いフレッシュな頭脳、こちらは、仕事をこなしながら交替制で平均2名程で対応しなければならない。
 
ひとつひとつのやりとりが本当に真剣で(→こちらの記事「十面指しの気分」参照)、一日終わるとぐったり。
 
テーマは、あるクライアントの商品を、どう売るか。
実際の顧客や店頭や媒体をイメージして、シート2枚にまとめること。
その作業を通じて、基礎的なマーケティング的な考え方に触れてもらうことも大事だが、グループで議論して、アイディアを出し、提案にまとめ、みんなの前で説明する。
 
最終日には、そのクライアントのマネージャーさんも、ゲストスピーカーとして来ていただいて、実際のプレゼンテーションを聞いていただいて、コメントをいただいた。
 
終了後、新入社員からはこんなサプライズが。
 

[カードをいただきました]
 
こちらこそ、勉強になりました。何よりもきつかったけど楽しかったし。
感謝感激です。
 
★今日の練習:バイクマシン40分、ちょっと気分を換えて読書しながら・・・「指輪物語」、ローハンの平原をガンダルフが飛蔭に乗ってゆくシーンを読みながらだと、ペースが上がります・・・、ラン2km。
 
☆今日のお茶:うおがし銘茶「しゃん」。水ようかんと。
 

2010年5月13日木曜日

今日も研修、三日目・・・・目線を変えてみる

今日も一日研修、3日目にもなると、講師はへろへろ、新入社員のみなさんも、だいぶくたびれつつある。
 
今日はプレゼンの練習、各グループ、なんとかがんばって発表してた。
ロジカルな説明になっていないとか、背景がMECE*になっていないとか、ほとんどのみなさん、初めてのプレゼンなので、穴はある。が、それぞれなかなかおもしろい。
 
* MECE:"Mutually Exclusive and Collectively Exaustive" (ぴったりくっついて重ならず、もれなく集め尽くされている=要するに、ダブりなく、漏れなく)の略。論理的説明に穴がない状態を示す用語。広告屋やマーケター、コンサルタント業界の人たちが好んで使う概念。ジグソーパズルのピースが一つ足りないと落ち着かないように、MECEになっていると、安心するようになると、ある種、病気である。
 
企画で行き詰まったとき、よく、消費者の目線に立って、とかいうものの、なかなかそうはいかない。東京在住、四捨五入すると?十歳の人と、22歳の新入社員では、それぞれ全然別の消費者ではないか。
もちろん、個人の体験に基づく、まったくパーソナルな消費者の目線は、それはそれで大事。
 
でも、本当に行き詰まったときは、まったく目線を変えてみる必要がある。
 
ときどきやってみるのは、商品の目線になること。
工場で生産された瞬間から、包装され、段ボールに入れられ、トラックに揺られて、段ボールが開いて、あ、お店だ、棚に並べられ、隣には別の商品、ちょっと窮屈、あ、お客さんが手に取った、置いた・・・・・、再びお客さんが、今度はレジに・・・・みたいなの。

売れる企画作りに有効かどうかはよくわからないけど、八百万の神の世界、草木にすら神が宿るのだから、物を擬人化するくらいは、どうってことない。物から見た顧客接点という目線で見ると、世界が新鮮に見えるかも。
 
一度お試しください。
 
p.s.
今日、通勤中に不思議な自転車を見た。外見上、普通のロードレーサーなのだが、クランク(ペダルを取り付けるバー)が左右独立して動く。右足だけ、左足だけを回しても進めるみたい。惰性で進むときは、両足を一番下に下げたりもできる。両足を揃えて回すと、全身上下動で、ちょっと変。乗りやすいからか、トレーニングなのか・・・・。はじめて見たけど、ちょっとおもしろいけど、自分はパスだな。
 
★今日の練習:通勤32km、外出16km。計48km。帰りちょっとだけ雨に降られた。
 
☆今日のお茶:今日も金セン茶。
 

2010年5月12日水曜日

今日も一日研修・・・・考えることと決めること

今日も一日研修・・・・今年の新入社員の皆さんは、活発で、熱心で、将来を感じさせるエネルギーがある。勉強もそこそこしてきたみたい。
 
若干欠けていると思われるのは、徹底的に考えること、そして、決めること。
特に、集団の中で「決める」ことは、難しい。恥ずかしがる、遠慮する、そして、空気を読むことで、自分から意志決定のできない位置に一歩下がってしまいがち。
その、「空気」をブレイクスルーして、決めて、次のステップに進める人になってほしい。
 
"空気の読めない人" になるのを恐れるあまり、何もできない人になってほしくない。by KY やがた(笑)
 
・・・明日も明後日も研修なのだ。

★今日の練習:ちょっとだけ通勤ラン+階段ラン。
 
☆今日のお茶:阿里山金セン。

今日は一日研修・・・・十面指しの気分

今日は一日、50人弱の新入社員に研修、グループワークの指導。
 
5~6名のグループを8組、それぞれのグループでグループワークをしてもらう。島の間を回遊しながら、それぞれの進行状況を聞き、アドバイスしたり、気付きを確認したり・・・・。けっこうつらい。
 
将棋には、十面指し*とかいうハンディマッチがある。
 
* 上位者が、10名を相手に、10面の盤を並べ、1手指しては次の盤に進む形でおこなう勝負。かなりの実力差があっても、なかなかつらい。上位者は、盤面を一瞬見て手を判断しなければならない一方、相手方はその10倍考える時間が与えられている。さらに、思考の連続性が断たれ、もしくは、思考の流れが10つ並行してつながっている必要があることが最大の難関か。相手が3人であれば、三面指し。プロになると、さらに、それを目隠ししてやったりする(7六歩、3四歩など符号で読み合う)。
 将棋ではないが有名なシーンとしては、本格囲碁マンガ「ヒカルの碁」で、囲碁部を辞めてプロ試験を受けるヒカルが、部員3人と打つ3面打ち(将棋は「指す」というが、碁は「打つ」ものらしい)がある。
 
8組の新入社員たちと渡り合う、彼らはそれぞれ真剣。なんだか、初心者を相手に、八面指しをしたような気分。
けっこう鋭い質問もあって、くたびれた。八面六臂とはなかなかいかないものだ。
 
★今日の練習:休み。雨なので。
 
☆今日のお茶:研修場にもマグカップを持ち込み。阿里山金セン茶。

2010年5月9日日曜日

しのぶちゃんみどりの黒髪・・・・生命力のみなぎる季節

初夏、釣りしのぶのしのぶちゃん(→こちらの記事「しのぶちゃん、育つ」参照)も、ふさふさとみどりの黒髪・・・・この連休中、悲しい事故があって、同僚を失いました。
 

[釣りしのぶのしのぶちゃん(4/24時点)]
 

[しのぶちゃん(5/9現在)]
 
「ゴールデンウィークが明けたら、改めてアポ取りますから、一緒にA社さんに行きましょう」
 
普段、行き当たりばったりに仕事をしていることが多い やがた ですが、そんな約束をしました。
 
仕事の上でしか接点はありませんでしたが、いつも、一緒に仕事をしている人に向けられるいい笑顔。
こんな生命力のみなぎる季節、本当に胸ふたがれる思いです。 

合掌。

2010年5月5日水曜日

終わりよければだったのに(涙)・・・・公共スペースの完全禁煙を!

今日で連休終了。
連休中の宿題にしていたマンガの一気読み、ずるずると遊んでいたために果たせず、今日、マンガ喫茶に行ってきた。
 
が、禁煙席が空いていない。
やむなく喫煙席へ。
 
1時間もすると、もうもうと立ちこめる有毒ガスにやられ、くらくらしてきた。
 
で、早々に退散。予定していた約半分のみ、斜め読み。
 
自分は、他人の権利に比較的寛容だと思う。他人の趣味趣向にも、自分に害悪が及ばない限り寛大のつもり。だがしかし、公共の、不特定多数が使うスペースでの喫煙は犯罪だと思う。もちろん、喫煙席でたばこを吸って何が悪いということはある(ので、吸っている人を個人攻撃するわけではない)。が、限られた個室スペース以外、喫煙席だってあたりが、そもそもいかん。
 
分煙が進んできたのはよい傾向かとも思う、が、まだまだ不完全。もちろん、最初からたばこを吸う目的で、シガーバーや、強制換気空気清浄機能付き喫煙室でたばこを吸う分には、やむを得ない趣味かもしれないが・・・・。
 
それでも、たばこが社会に与える負荷(喫煙スペースの確保、灰皿の確保、医療費の負担、清掃コスト、喫煙時間の無駄、火災のリスク・・・)を考えたとき、たばこを吸う人間と同じ健康保険料を負担し、同じ生命保険を支払い、同じ公共交通料金を支払い、喫茶店で同じ珈琲代を払い、マンガ喫茶で同じ時間料金を払い、同じ給料をもらうかと思うと、どうにも納得できない。
 
たばこを吸う人間で尊敬できるのは、シャーロック・ホームズだけで、たばこの吸い方がかっこいいのは、ガンダルフ*だけです。
 
* ガンダルフ:「指輪物語」のシリーズに登場する偉大なる魔法使い。映画「ロード・オブ・ザ・リング - 旅の仲間」では、ガンダルフの吐く煙が、帆船の姿になって悠然と飛んでいく印象的なシーンが・・・・、もちろん、ガンダルフは、人間ではありません。
 
愛煙家の皆様、確信犯的嫌煙主義者ではありますが、喘息持ち*としては、やむを得ない防衛的行動なので、多少のご無礼はお許しを。
 
* 私自身は、最近、比較的発作も出ず、まあまあ良好なのですが、半端な分煙で煙を吸ったのがきっかけで、入院した知人がいたこともあり、ちょっと怒りに燃えてます。
 
今日のマンガ喫茶がなければ、いい連休だったのだけど(残念)。
 
★今日の練習:いまいち調子が出ず、昼間はだらだら。夕食後、少しだけステッパー。ちょっとだけラン。
 
☆今日のお茶:焙じ茶。中華蒸しパンと。

手段のためには目的を選ばない(2日目午後)・・・・目的達成?

午後、S役員、M山さん、T氏と別れた後、A支部長と地図を眺めながら作戦会議・・・・と、ここでちょっとした発見。
 
(→2日目午前「迷走」より続く)
 
 
○新たな目標
利根大堰から利根サイクリングロードを下っていくと、渡良瀬川と合流する。
利根川・渡良瀬川合流地点にほど近く、さらに渡良瀬川・思川の合流点、渡良瀬遊水地にハート型の湖が地図上で目を引いた。谷中湖である。
 
渡良瀬遊水地は、群馬、栃木、茨城、埼玉の4県の県境にあり、谷中湖を一周するだけで、群馬、栃木、茨城、埼玉を回れる。ちょっと足を伸ばすだけでも、4県に行ったことになる。
 
昨年秋、A支部長とは、東京→神奈川→山梨→静岡の4都県境ツアーをやった仲。これは、ぜひ栃木・茨城も制覇せねば・・・・。と、とりあえず、渡瀬遊水地を目指すことにした。
 
で、栗橋のケーキ屋さんパリジェンヌを目指す前に、渡良瀬遊水地、谷中湖に向かう。
 
 
○利根川を順調に
A支部長と2人、利根川サイクリングロードを順調に走る。
沿道、加須市は、こいのぼりの産地として有名。あちこちに大きなこいのぼりがある。
 
と、河川敷に、巨大なクレーンが立っていた。
普通に町中では見られない、高層ビル建築用などに使われる巨大サイズ。足場をしっかり張って、偉容を誇っていた。
・・・・「なんだろう」と、話しながら、その場は通過・・・・と、ポスターに「ジャンボこいのぼりまつり」*とある。
 
* ジャンボこいのぼりまつり:5/3に全長100mのこいのぼりをあげるイベント。現物を見られなかったのは残念。翌日、テレビで見たが、普通のこいのぼりが、シラスかメダカみたい。現在の鯉は3代目だそうだ(→詳細、加須市のサイト「こいのぼり」参照)。
 
 
○谷中湖:ハートが欠けてるぜ
埼玉(さきたま)大橋を渡り、谷中湖へ。
谷中湖*は絵に描いたようなハート型。中央を横切る道路が、まるで、リボンをかけたハートみたい。
周囲や横断道路は、サイクリングロードになっており、湖面には、ヨットが浮かび湖岸では釣りやバーベキューも盛ん。連休の賑わいを見せていた。
 
* 谷中湖:渡良瀬遊水地の南端。渡良瀬遊水地と言えば、20世紀初頭に足尾鉱毒事件で有名。当時廃村になった谷中村の名前を引き継いだものと思われる。現在は、汚染レベルも下がってきてはいるとのことだが、土壌の汚染は残り、産業革命の負の遺産であることには違いない。連休の賑やかな風景と、対照的な湖底の闇。
 
サイクリングロードを回る。埼玉県北川辺町から、栃木県栃木市、群馬県板倉町、再び栃木市、と順調に回る。途中、インラインスケートのおじさんに抜かれる。速い。がんばって抜き返したら、その後再び抜かれた・・・。うーん、速い(体感で時速30km巡航くらいか)。
 
で、ハートの3/4まで来たところで、湖岸を走っていた道路が、行き止まり、二手に分かれる。横断道路か、外側に出る道路か。せっかくハート型を回ってきたのだから、一周したいかなということで、茨城県古河市を目指すべく外へ出た。
 
いまいち路面が悪く、釣り客くらいしかいない。若干不安な道路。
と、2kmほど走ったところで、道が尽きる。その先は、葦の多い茂る荒れ地。ロードで走れる感じではない。釣り客の踏み固めた道が、獣道のように続く。
2km戻るか、そのまま行くか。荒れ地を抜けた土手上には車もおり、抜けられそう・・・・。
 
・・・・で、葦原を自転車を押して抜け、なんとか土手上に出た。もともとけっこう傷だらけのパリジェンヌ2号、また、傷が増えちゃったかな。
 
渡良瀬川を渡ると、茨城県古河市。これで、今日4県目。
 
しかし、せっかくのサイクリングロード、一周10km弱で手頃だし、もうちょっときちんと周回できるように整備すれば、ハート型の湖を二人で一周すると幸せになれるとか、都市伝説ができて、客も増えるだろうに。しかも、案内表示もあったりなかったり、ばらばら。各県にまたがっていて管轄が違うのかもしれないけど、セクショナリズムの行政ってこういうときにだめだね。
 
 
○パリジェンヌ2号で、パリジェンヌへ
傷だらけだけど、なんとか、渡良瀬川サイクリングロードへ。
ここから栗橋は近い。
栗橋駅前をうろうろ、ケーキ屋さんのパリジェンヌを探す。ご近所の人に訊ねて、発見。
 
かわいいお店。
ケーキもどれもおいしそう。
 
「どちらからいらしたんですか」
「群馬、いや、東京から、彼(A支部長)は、静岡から、この店を目指して・・・・」
「・・・・え?」
「いやその、ブログで紹介してくれた方がいて、以前から来てみたかったんですが」
「・・・・・」
 
・・・・これ以上は説明不能なので、話題を変えるべく、ケーキを選ぶ。
 
お土産に買って帰りたかったところだが、持ち帰りの振動に耐えられそうもないので、補給食として、1個。
和栗のモンブラン。A支部長は、メロンのケーキ(くりぬいたメロンに乗っている)。
 
「お持ち帰りのお時間は?」
「いや、その辺で食べますので、梱包も簡単で」
「・・・・、では、フォークをおつけしますね」
 
結局、隣のローソンでお茶を買って、ローソンの駐車場でかぶりつく。
疲れた体に甘さが浸みる。
うまい。 
 
お店のお姉さんには、いまひとつ不審者のように見えていたかも・・・・。
 
 
○関宿城、江戸川、そして新たな目標へ
再び利根川を下り、関宿城(ここは千葉県)へ。
関宿に行ったら、けやき茶屋でモツ煮を食べるように、と、途中戦線離脱したT氏から指令があり、階段を下りて、けやき茶屋へ。
 
疲れた体に塩分が浸みる。
うまい。
 
今日の旅の目的は、パリジェンヌでケーキも食べたし、けやき茶屋でモツ煮も食べたし、達成だな。
と、再び地図を見ながら、作戦会議。
A支部長は、さいたまから車で輪行、静岡までは遠い。
 
で、やがた は、そのまま自走で帰るかな。と、一日を振り返ると、群馬を出発、埼玉、栃木、茨城、千葉、そして東京都に戻れば、関東の一都六県で、神奈川だけが抜けていることに気づく。
  
幸い、やがた の自宅から、東京/神奈川の都県境までは、10km程度・・・・。 行けそう。
 
 
○旅の目的
で、旅の目的を三度変更。
 
「一都六県制覇」
→ 一日のウチに、関東地方の一都六県(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城)を一筆書きで通過する。 
 
ということで、目的が決まれば、後は走るだけ。
 
江戸川を南下。
国道16号へ入り、さいたまの手前でA支部長とお別れして、国道122号を南下。
新荒川大橋で、東京都に入る。
 
赤羽、王子、駒込、水道橋、内堀通り・・・・途中から、平日の通勤路とかぶるので、レジャーっぽくなくなってきているが、目的は効率的に神奈川県まで行って帰ってくることなので、気にしない・・・・本社の明かりがついていて、誰か出勤している風なのだが、気にしてもしょうがないので通過。
 
国道1号を南下。
多摩川大橋を渡り、神奈川県へ。

ここで一都六県を制覇。
同じ道を帰るのは悔しいので、第一京浜(国道15号)まで、神奈川県側を走り、六郷橋から第一京浜を北上。
 
札の辻交差点が見えてきた。
帰ってきた。
 
 
○お土産
家の最寄りのスーパーで、栃木県産のとちおとめと、茨城県産の小玉スイカを購入。
群馬でお土産買っても、振動に耐えられなかったのでね・・・・。
 
 
○2日目まとめ
旅の目的は二転三転したものの、無事に帰ってきた。
天気はよかったし(鼻の頭が焦げたけど)、楽しかったから、よしとしよう。
 
走行距離:約223km(サイコンがないので、地図上の概算)。
走行時間(休息含む):約12時間。
2日間で356km。やはり早起きしないと距離が稼げないですね。
 

[後白河法皇編「梁塵秘抄」岩波文庫]
この旅に持っていった本。結局すぐに寝てしまって、読む暇なし。

「遊びをせんとや生まれけむ・・・」ですね。
 
あー、楽しかった。
S役員、M山さん、T氏、A支部長、また遊んでくださいね。
 
 
★今日の練習:連休も今日までなので、何するかな。
 
☆今日のお茶:ブログ更新が終わったら、コーヒーを入れようか。

2010年5月4日火曜日

手段のためには目的を選ばない(2日目午前)・・・・迷走

2日目、渋川のホテル*で、目が覚めたのは5時、まだ暗いなと、二度寝・・・・再び目が覚めたのは7時を回っていた。
 
(→1日目、「旅立ち、そして挫折」より続く)
 
* エクセルイン渋川:渋川駅前のビジネスホテルですが、休日なら一泊+朝食食べ放題で5000円でおつりが来ます。快適でいいホテルでした。渋川出張の折りには、ぜひ。ただし、温泉を楽しむなら、やはり、伊香保温泉街に宿を取った方がいいかと。
 
 
○出発前
朝食に降りていくと、同行の皆さんは、既に食事を済ませ、いったん荷造りに部屋に戻るという。
 
聞くと、A支部長は、朝一から伊香保の坂にチャレンジ済み。
ところが、やがた と同じく*、途中で時間切れで戻ってきたとのこと。
 
* 挫折したポイントは似たようなところ(やがた は伊香保グリーン牧場前、A支部長は猿劇場前)、やがた の到達点の方が1kmほど上だが、牛か猿かくらいの違いで、まさに五十歩百歩。
 
8時にチェックアウトしてロビー集合、今日の旅程を確認。
S役員とM山さんは、石川遼くんのゴルフを見たいので、利根川→見沼をまっすぐ帰るとのこと。
A支部長と やがた は、半端にチャレンジして挫折したこともあって、いまいち不完全燃焼、「このままでは何しに来たのかわからない」状態。
 
やがた:既に営業時間が終わってる伊香保グリーン牧場まで行って帰ってきました。
A支部長:まだ開いていない猿劇場の前まで行って、帰ってきました。
  
・・・・「うーん、これは言えないよね。」
 
で、新たな目標地点を定めることとした。
 
1. このまま北へ向かってみなかみ、あわよくば新潟県?
2. ときがわ町においしい水出しコーヒーの店*があるらしいから、そこへ行く?
3. 栗橋においしいケーキ屋さん**があるらしいから、そこへ行く?
4. 利根大堰付近で、再び大盛り定食を食べて帰る?
 
* 埼玉県ときがわ町西平の「小物屋」という名前のコーヒー店、水出しコーヒーがおいしいらしい。リンクさせていただいている、むらさんのブログ「ロードバイクが好き。ロードバイクと水出しコーヒー、たまにブルベ」で絶賛。一度行ってみたかった。コースにもよるが、秩父連山の手前の峠道たっぷり。
 
** 埼玉県久喜市栗橋駅前の「パリジェンヌ」という名前のケーキ屋さん。これも自転車ブログつながりで、「クロさんのポジティブ日記」で絶賛のケーキ屋さん。クロさんのブログ、最初は、パリジェンヌという名前で興味を持って読むようになったのですが、北関東エリアでばりばり走っていらっしゃいます。・・・・パリジェンヌ2号(→やがた の愛車です)でパリジェンヌに行く、というネタです。
 
1. と 4. はないな。いずれにせよ、帰るのがつらい。
3. でケーキを買って、4. まで持っていって食べる、案もあったが、方向が違いすぎる上に、生ケーキが走行に耐える気がしなかったので却下。
 
3. だと、とりあえず利根大堰まではみんな一緒だし、栗橋を目指すことに。
 
 
○出発、そこそこ高速巡航
ゆるやかな下りも手伝って、利根川サイクリングロードは、順調。
天気もいい。風も穏やか。絶好のサイクリング日和。
 
5/2といえば、忌野清志郎の一周忌。
 
先頭を牽きながら、「雨あがりの夜空に」や「走れ何処までも」を歌いながら走ると、自然にペースが上がる。気がつくと後続をちぎっていたりして・・・・。サイコンのついているS役員に「早いよ」と怒られたり。
 

[忌野清志郎「走れ何処までも」]
清志郎さんが寛平ちゃんのために作った応援歌。名曲です。アースマラソン(→「間寛平アースマラソン公式ブログ」参照)もきっと完走できるものと、応援しています。
 
風向きのせいか、深谷市近辺のネギ臭も、往路ほどは気にならず。
あちこちで、ヒバリが上がり、キジが鳴き、ヒヨドリが群れて飛び、上空にはトンビが舞う。
 
さらに上空にはグライダーが悠然と飛んでいたりする。
 
 
○ちぎれる
途中、シングルスピードに乗った白Tシャツのおじさん*に抜かれ、A支部長、T氏、熱くなって追う。当然、やがた も追う。
 
* 無地の白Tシャツで、家でくつろいでいた競輪選手が、多少は足を動かしておかないといかんかな、と、ふらっと走りに出た感じ・・・・。速かったです。
 
白Tのおじさんはあっという間に遠ざかり、それぞれちぎれていく。
ばらばらになりながらも、そこそこペースが上がって、ばらばらに利根大堰まで到達。
 
利根大堰で小休止、ゴルフの結果が気になるS役員とM山さん、そして、さっきのバトルで足を使い果たしたT氏は離脱、見沼ヘルシーロードを帰ることに。
 
ここまで70km。巡航速度25kmほど。最後10kmは、35km(体感)。
 
(→続きは、2日目午後「目的達成?」
 
★今日の練習(5/4):ステッパー15分、ランニングマシン:3km。動かないところで走るのは、やはり暑い。
 
☆今日のお茶(5/4):アッサムで、ミルクティー。お茶菓子に、プリンを餅でくるんだ「モチプリン」。冷たくない雪見だいふくって感じ。

2010年5月3日月曜日

手段のためには目的を選ばない(1日目)・・・・旅立ち、そして挫折

結果から言おう、いい旅でした。天気はいいし、結果、そこそこ走れたし。
 
「いったい何しに行ったのか」、という問いには、このレポートの最後に答えることにして、連休ライドのご報告、はじまりはじまり。

 
○参加者
旅行メンバーは、今回の旅行の主催者でさいたま市在住のS役員、S役員の友人で最年長のM山さん、静岡県から参加のA支部長、多摩川や尾根幹をフィールドにしているT氏、で、やがた、の5名。

   
○計画概要
主催者の優先権に基づいて、さいたま集合。見沼代用水沿いの大崎公園に5/1の9時集合。
元々の目的地は伊香保だったが、連休中で宿が取りにくく、麓の渋川駅前のホテルに1泊、見沼ヘルシーロード→利根川サイクリングロードで往復。
以上が、計画の骨子だった。
この時点で、とりあえず、目的地は公式的には渋川。ひそかに伊香保、あわよくば榛名と目的を定めていた。
 
 
○スタート
7時集合で、静岡から参加のA支部長の車に便乗して、さいたまへ向かう。ちなみにA支部長は4時起きとのこと。お疲れ様。
カゴ付きのパリジェンヌ2号、通常の輪行は不可能だが、A支部長のワゴン車には、前輪だけ外せば、2台分、無事におさまった。
 
 
○集合、出発
大崎公園にも駐車場はあるが、2日間放置することを考えて、ちゃんとした駐車場を求めて、浦和美園へ。同じ駐車場で、T氏にも落ち合い、大崎公園に向かう。
 
既に走り出していたS役員とM山さんと、見沼ヘルシーロードで合流し、上流へ。
 
 
○順調に巡航(午前中)
S役員はパワーで走るタイプ。M山さんは初心者(S役員に強引に誘われて昨年始めた)らしく、慎重な走り。天気もいいし、風も穏やか、順調に進む。
 
見沼ヘルシーロードは、さいたま市内とは思えないような田園風景の中を進む。気持ちいい道だが、交差点が多く、けっこうちょこちょこ止まる。
その辺は、地元のS役員、「ここは、交通量が多いから注意」とか、「ここは橋を渡って対岸を行った方が路面がいい」とか、詳しい。おかげで順調に、多少の小休止を交えつつ、利根大堰までたどり着く。
 
 
○昼食 
切りもいいし、時間もいいし(お昼ちょっと前だったけど)、昼飯*。
 
* この後、利根川サイクリングロードに出ると、補給が難しいとの予測もあり、このあたりで食べておこうという判断。
 
利根大堰近くの定食屋で昼食。ここが、誤算の始まりだった。
 
量が多い。
定食680円というのを頼んだが、アジフライ(大)、クリームコロッケ、唐揚げで、キャベツたっぷり、味噌汁と漬け物、ご飯はもちろん、どんぶり(大)。
ふだん、ご飯を茶わんに一杯しか食べない やがた、これは多い。
A支部長の頼んだカツ丼、片手では持ち上がらない大きなどんぶり、山盛り。
 
・・・・常連らしい地元のお客さん、店員さん、皆、不思議と大きな(横幅が)人ばかり。これは、大きな人でも大満足なお店なのか、それとも、この店に通った結果、大きくなってしまったのか・・・・その因果関係について、謎は深まるばかりでした・・・・。
 
で、全員腹いっぱい。
 
腹がいっぱいになると、いまいちだらだらしてしまう。
長めの昼食休憩となって、13時頃スタート。
 
 
○巡航速度、上がらず(午後)
利根川サイクリングロードを上流へ。本来、信号も車もなく、天気もいい。若干の向かい風も、本来は気持ちいいはず。が、速度は上がらない。
みんなおなかが重い。どうしても、休憩が増える。
 
しかし、さすがは流域面積日本一の利根川、河川敷は広大。
連休中ということもあってか、グライダー練習場では、次々とグライダーが上がっていく。
ウィンチで引っ張られて、上昇気流に乗ると、ゆったりと宙を滑る。
 
我々は重たい体を引きずりつつ、地べたをゆるゆると進む。
 
深谷市を通過。
河川敷では、大量のネギを生産している。
さすがは名物深谷ネギ。
 
ネギ臭が・・・・。大量のみじん切りをして、換気扇を回し忘れたような空気の中を進む。
 
高崎を過ぎると、利根川の流れが速くなり、道は緩やかに上っていく。
途中、高校のグラウンドの野球の練習試合を眺めたり、乗馬クラブの馬を眺めたりしながらも、5km走っては休み、10km走っては休み・・・・。
 
普段から不摂生の夜型生活をしていることもあって、みんな眠い。
休息でベンチに横になると、ちょっとうとうとしたりして・・・・。
 
 
○到着、そして
で、渋川に着くころは、すっかり日が傾いていた。
 
皆さん、ホテルにチェックインするとのことなので、一人、伊香保を目指すことにした。
 
利根川から、伊香保の中心街までは、7~8km。
渋川まで来て温泉にも行かずというのは悔しいので、せめて伊香保温泉街まで行って、足湯に浸かって戻る計画。
 
榛名山は富士山型の円錐形の火山。麓はなだらかに、ずーっと10%弱の登り。
登りに弱いパリジェンヌ2号だが、せめて温泉、なんとか温泉という目標のもと、登る。
ギア比は最初からMax-Lowの42:21。これではシングルスピードと変わらんなと思いつつ、登る。
 
ところが、渋川は榛名山の東麓。太陽は榛名山に沈む。日暮れが早い。
18時を過ぎる頃には、かなり真っ暗になってきた。
で、麓から6km地点、旧伊香保町の看板を過ぎ、伊香保グリーン牧場までたどり着く。

営業時間は~17時。とっくに営業を終了していた。この後、伊香保まで行っても、営業している施設(もちろん、旅館はやっているけど、足湯だけとかいうと、逆に難しい)があるだろうか。あとどれくらいで伊香保の中心街*までたどり着くんだろう・・・・。
 
* ホテル備え付けのPCで確認したところ、あと2kmほどで温泉街だったみたい。ちょっと残念。
 
路面もよくないので暗くなると下りがやや不安なのもあり、ここで、リタイア。
 
渋川のホテルに戻って、1日目終了。
 
 
○1日目(5/1)のまとめ
走行距離:133km。
平均巡航速度:20km以下、かな?
 
初日の敢闘賞は、自宅=足立区→出発地点=さいたま市も自走したM山さん。慣れないロングライド中もベストなライディングフォームを試しながら、地道に走りきりました。
 
目的地の渋川にはもちろん到着、ところが、目的としていた温泉には入れず。ビジネスホテルのシャワーで済ます。もちろん、温泉どころか、「あわよくば」の榛名には、遠く及ばない。
A支部長から夕食時に、「渋川に行って温泉も入らずでは、『この連休は○○に行ってきました』とは語れないですよね。やがた さん、ブログに何て書くのか楽しみにしていますよ・・・・」と、自虐的な笑い。

悔しいがその通り。
では、翌朝、途中断念した伊香保グリーン牧場を通り越して、早朝から温泉を目指すのか、S役員とM山さんは、「石川遼くんのゴルフが見たいから、遅くとも8時には出発して早く帰る」とのこと。
 
うーん、どうしようと悩みながら、1日目の夜は早々に寝た。
 
(→つづきは次回「2日目午前・・・・迷走」
 
 
★本日の練習(5/3):近所を散歩。ちょっと筋肉痛。
 
☆本日のお茶:アッサム、チーズワッフル(冷凍食品だけど、まあまあおいしかった)と。

2010年5月2日日曜日

手段のためには目的を選ばない・・・・優柔不断ともいう

会社の同僚含む5名で、自転車で旅に出た・・・・昨年、行き損なった伊香保温泉・・・・が、宿が取れず、麓の渋川一泊。
これが間違いの始まりだった。
 
渋川に行ったら、やはり伊香保*、伊香保に行ったら榛名*に行かないことには、何しに行ったのかわからないですよね・・・・と言いながら、出発が遅れ、到着が遅れ、渋川に着いたのが既に夕方、榛名山の東斜面、日が落ちるのが早い。
 
* 伊香保:土地勘のない方へ解説:現在は渋川市の一部、合併以前は伊香保町。温泉郷として有名。渋川駅は、伊香保温泉の玄関口として路線バスや旅館のマイクロバス、タクシーで賑わう。渋川市街から、約8km。
 
** 榛名:榛名山。上毛三山の一つ、最高峰は1449m。火口湖は榛名湖。峠道公道レースバトルマンガ「頭文字D(イニシャルディー)」では、実名を出すのがはばかられたか、「秋名」として登場。伊香保から約12km、渋川からは約20km。
 
同行の皆さんが宿に収まったのを確認、せめて伊香保まで登って、最低限足湯だけでも・・・・、と、アタックしたが届かず。旧伊香保町の町境までたどり着いたところで、日没サスペンデッド。
 
で、翌朝は寝坊、朝の伊香保アタックもDNS。
 
ここから、旅の目的探しがはじまった。
何を旅の目的にして、何をもって達成とするのか、迷走に継ぐ迷走、そして暴走。
 
ま、天気はよくて、おなかいっぱいになるくらい走ったので、よいとしますか。
ちなみに、今日は忌野清志郎さんの一周忌、「雨あがりの夜空に」を歌いながら走ると、ペースが上がります。
 
・・・・詳細は、明日あらためて。
 
→1日目のレポート
 
★昨日の練習:約130km。浦和美園→渋川→旧伊香保町グリーン牧場→渋川。
 今日の練習:距離未計測(明日概算してレポートします)、渋川→あちこち→自宅。

☆昨日のお茶:宿の焙じ茶。普通の水道の水だったけど、うまい。
 今日のお茶:ペットボトルのスポーツドリンク、ドクターペッパー、紅茶・・・・途中で立ち寄ったケーキ屋さんの和栗のモンブラン、うまかったでした(これも、明日レポートします)。

今日のところは、くたびれたので、また明日。お休みなさい。