悲劇の前兆は、静かに、そして突然にやってきた。
いつもの自転車通勤、会社までもう一息というところまでのところで、なんだかふわふわと、雲に乗るような感覚。
惰性で走らせてみると、規則的な振動。
・・・○・・・○・・・○・・・○・・・って感じ。明らかにおかしい。
降りて、前後輪をチェック、後輪に異様な振れが出ていた。
最近振れ取りをしたばかりだし、変だな、と、振れの最大のあたり、スポークを触ると、首のところから折れていた。
あと3~4kmくらいだし、道端に放置もできないし、スポークがチェーンに巻き込んだりしないように、端を生きてるスポークに編み込んで、そろそろと走り、とにかく会社にたどり着いた。
・・・で、帰り道。
工具がなければ後輪を外せないパリジェンヌ2号、悩んだ末、乗って帰ることにした。
36本のスポークの、1本が欠けている状態。振動や加重は、残りのスポーク、特に欠けた1本の隣に大きなダメージが予想される。
後輪にできるだけ加重をかけないように、腰を浮かせ、ハンドルに体重を乗せ、振動を避けるためにできるだけゆっくり走る。極力段差を回避するために、路面を注視しながらの、激遅のダンシング*。
* ダンシング:本来は、腰を浮かせて、ハンドルを左右に振り、全力で踏み込む、登坂やスプリントのための全力疾走フォーム。自転車を左右に振る姿が、踊っているように見えることから。
で、結局、復路16kmを、ダンシングで帰った。アンデルセン「赤い靴」の少女(→青空文庫より「赤い靴」)のように、踊り続けなければならない呪いが・・・。
通常50分ほどの行程を、約90分。なんとかたどり着いたものの、体重をかけ続けた手首が痛い。
後輪のフリー側のスポーク、修理が面倒なんだよな・・・(→パンク修理の記事はこちら、今回は、さらにフリーを抜かないといけないのだ)。
週末に修理予定なので、明日は久々に電車通勤。それはそれで、楽しみだったりする。通勤中の読書や音楽、語学学習・・・・もちろん、睡眠学習もね・・・・。
都心を過ぎると座れたりするから、寝過ごし注意だな。。
★今日の練習:往路16kmのうち、ラスト4kmは、歩くような速度。復路16kmは、全行程ダンシング。
☆今日のお茶:復路のほぼ中間点、神保町でたいやきを購入。オーブントースターで温め、日本茶と。お茶は茶・銀座の「風まかせ」。
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