2010年10月17日日曜日

性懲りもなく・・・・マロングラッセを作る

再びマロングラッセ。歩留まりが悪いのは相変わらずだが、多少は手際がよくなってきた。
 
壊れずに、しかも甘みのしみたマロングラッセを作るには、渋皮をきれいに剥くこと/厚く剥きすぎないこと、よく下ゆですること/煮すぎないこと。この、相反する要求のバランスが重要らしいことがわかってきた。

 
○渋皮をきれいに剥く:
渋皮煮をきれいに作るには、渋皮に傷を付けてはいけない。そこからはがれてきてしまう。
マロングラッセにするには、渋皮を剥いてしまった方がいいようだ。ただし、厚く剥きすぎると、栗が割れてしまう。
 
○よく下ゆでする
下ゆでをすることで、アクが取れ、糖分がしみ込みやすくなる。ところが、煮すぎると崩れてしまう。
 
このバランスを取って、あとは、地道に煮て、砂糖を加え、一晩冷まして、また沸騰寸前まで温めて砂糖を加え、徐々に蒸発と加糖で糖分を濃くしていく。三日三晩くらい。
 
で、最後に、崩れないように取り出した栗に、煮汁を煮詰めて作ったシロップをかけて乾かせばOK。
 

[マロングラッセ]
ほぼ完璧、もうちょっと糖衣が厚くてもよかったけど、長期間保存しないなら、このくらいの方があっさり食べられます。
 
最後に崩れてしまったのは、味は変わらないので、そのまま食べてもOKだし、栗シロップを加えてミキサーでペースト状にすれば、栗ペースト(トーストなどに塗ると、なんだかモンブラン気分)。
 
なんとなく大きな失敗はしなくなってきた。
アップルパイ、水ようかんに続く、第三のレシピに昇格だな。
 
現在、今期三度目のマロングラッセに挑戦中。今回、やや地球外生物の皆さんが多く、残念。
 
★今日の練習:本当に久しぶりに自転車。ちょびちょび走って20kmくらい? 根津美術館「南宋の青磁」に行ってきた。すばらしい。
 
☆今日のお茶:これも久しぶりにコーヒー。珈琲豆専門店SAIのクラシックモカマタリ。
 

2010年10月3日日曜日

実験君・・・・iPhoneケースを加工・・・・マロングラッセも

iPhoneよりもほしかったiPhone用レンズ・・・・が、iPhone4は表面がつるつるで、光軸のセンターがあわない。しかも、ケースなしだと、つるっと取り落としたりして危険。
 
で、こうしてみた。
 


[加工痕]

 
シンプルで薄手のシリコン製ケースの、レンズ穴をカッターで拡げて・・・・多少ぎざぎざしているのはご愛敬。
 



[レンズを装着]
 
幸い、KC-2(接写レンズ)も、KSW-4(魚眼レンズ)もマウント部分の径は同じ。
穴の径を合わせているので、適当に装着しても光軸があうのがGood。
 
で、撮影してみた。
被写体は、マロングラッセ(手作り、下ゆでからは3日がかり・・・)
 
[普通に撮影(iPhone4のレンズ、なかなか優れものです)]
被写体は、マロングラッセ。
  
[KC-2装着]
接写。こうやって見ると、糖衣の部分がうまくシロップ状になってないな・・・残念。
 
単に接写可能というだけでなく、中望遠マクロな感じで、ちょっと距離が取れるので、手元が暗くならない効果も大きい。装着前の作例、手前の栗が暗くなってしまっているのがわかります。
 
作例写真は、いずれも、若干のトリミングと、明度の調整をしていますが、はっきりとわかる差がある。
iPhoneのカメラもすばらしいが、イザワオプトさんのレンズもすばらしい。
 
逆に、中望遠マクロなので、手ぶれに注意ですかね。
iPhone用の三脚とか、ないよね。たぶん。
 
 
★今日の練習:今日も近所まで買い物程度。ちと走ると息が上がる。運動不足だなあ。
 
☆今日のお茶:マロングラッセ、お茶いれずに食べちゃった。残念。

 
マロングラッセ、かなり堅い、水分が抜けたのと、やわらかくて崩れてしまったのがあった。なかなか難しい。歩留まりが悪く、お裾分けするほどできず。

2010年10月2日土曜日

本末転倒・・・・iPhoneを買ったというよりも、本当はこのレンズがほしかったのでは

iPhoneを買った・・・・仕事で電子書籍などをやっていたり、ツイッターをやっていたりするので、もともと「何でiPhone持ってないんですか」攻撃を受けており(笑)、妹からも「え~、いまどきPHS」攻撃を・・・・。
 
ま、いずれにせよ、iPhoneを買った訳だが、最終的に背中をおしてくれたのは、電子書籍でもツイッターでもなく、これ!
 

[イザワオプトさんの携帯用レンズ]
KSW-4(大きい方、魚眼)と、KC-2(小さい方、接写レンズ)

 
KSW-4は、なんと、視野角185°・・・つまり、カメラの後方までちょっと写ってしまう、いわゆる全周魚眼レンズ。普通の一眼レフ用では、受注生産モノの超レアレンズです。
 

KC-2は、接写レンズ。とにかく寄れます。
いずれもガラスレンズで、光学特性もなかなかの優れもの。
クリップでの取り付けなので若干、光軸を合わせにくいですが、性能的には満足。

ちょっとだけ作例写真を。
 

○まずは全周魚眼


[新宿のオープンカフェで撮影]
iPhone4 + KSW-4

 
ちょっと奥まったビルのテラスで撮影、両壁、天井までが写り込んでいるのがわかる。
当然、魚眼レンズらしく、直線がゆがむ。
 

[補正後]
 
このレンズには、 "panorama Image Grabber" という補正ソフトがついており、魚眼で撮影した映像を、超広角レンズ風に変換できる。KSW-4用の設定もあるので、楽々。

 
ちなみに、写っている本は、斎藤孝『15分あれば喫茶店に入りなさい』(幻冬舎)、小林章夫『コーヒー・ハウス 18世紀ロンドン、都市の生活史』(講談社学術文庫)、水面かえる『茶の涙』(マッグガーデン)・・・・お茶星人としては、ちょっと気になるお茶本を買ってみた。
 

○では、接写レンズも
 

[カトキチさぬきうどんのストラップ]
iPhone4 + KC-2

 
サイズがわからないですよね。
 

[普通にiPhoneで撮影]
 
うどん部分は1cm四方くらい。
 
この本、末広栄二『ツイッター部長のおそれいりこだし』、仕事でツイートする やがた にとっては、企業ツイーターの先輩である、カトキチの末広部長の本。講演会に行ってきて、ストラップをいただいた。
 
仕事に対する覚悟と、仕事を楽しむ姿勢とが、勉強になりました。
 
★今日の練習:久しぶりに自転車、約12km。体がなまっていて、残念。
 
☆今日のお茶:シアトルズベスト新宿南口店で、ハウスブレンド。

 
あ、あとでマロングラッセも食べないと。
今年の初栗で作成。あとは表面が乾けばできあがり。