2009年10月31日土曜日

世界一速いお買物自転車「パリジェンヌ2号」公開(1) - お買物機能編

にほんブログ村には、お買物自転車ブログというジャンルがないので、シティサイクルというサブカテゴリに登録したところ、登録数日で、
なんと、ランキング一位に(パチパチパチ)
 
ということで、お買物自転車「パリジェンヌ2号」を大公開です。
 
まずは、お買物自転車っぽいところから・・・・。
(「世界一速い」秘密は、続編であらためて)
 
最初に全体を。
 

[パリジェンヌ2号(フレームは阿佐ヶ谷フレンド商会)]
 

【フレーム】
ミキストフレームという、チューブが交差した形状です。
お買物自転車である以上、女性でも乗りやすい、このフレーム形状*は、譲れないところ。
材質は、ハイテンション鋼(クロモリでないのが玉に瑕ですが)。乗り心地は比較的柔らかく、ダンシングで踏み込むと、BBがちょっとよれる感じがあります。ま、この柔らかさもお買物自転車ならでは**。ここはロードバイクと違うぜ。
ややハンドルが高めのセッティングは、お買物自転車ならでは。ロードやタイムトライアルバイクとは違って、アップライトな乗り方が中心のため***。
 
*ちなみに、「パリジェンヌ1号」というマシンもあったのですが、そちらは、スタガードフレームという、前三角のトップチューブの後端が、BBに近いあたりに接合されている形状でした。フレームはイエロー、盗難に遭って失われてしまいました。 これはクロモリ鋼だったのだけどな・・・・。
 
**世の中のお買物自転車とかママチャリとか呼ばれる一群の自転車は、パワーがない人が荷物を積んで走るには、重い、フレームが分厚く、堅い、おしゃれじゃない、しかも変速できない・・・。乗り手のことを考えて作られているとは思えないんだよね。
 
***足が短くてサドルが上げられない+カゴのセッティングでハンドルが下げられないという事情もあるのですが。このくらいのセッティングの方が、楽に、気軽に走れることも事実。このセッティングで、フレームサイズが480mmというと、足の短さがばれてしまいますね・・・・。
 
【前カゴ】
お買物自転車に欠かせない、前カゴ。
お買物でも通勤でも活躍してます。
 

[前カゴ(メーカー不明 ハンズで購入)]
 
この前カゴが優れもの。
 

[前カゴの蓋]
 
スプリングで荷物が跳ねるのを押さえてくれます。
段差を乗り越える時に、荷物が宙に舞ったりする危険を回避します。

カゴのサイドがやや低いので、鞄の肩紐などが落ちないように注意が必要*です。
 
*一度、前輪に鞄の肩紐が巻き込まれてロックし、巴投げを受けたかのように、宙を舞ったことが・・・。皆さんもお気をつけて。
 
【ハンドル】
ハンドルは、オールラウンダータイプ。直線的なフラットバーよりも、柔らかい印象です。
 

[オールラウンダーバー(確かメーカーは日東)]
 
クッション性のある発泡ウレタンのバーテープ*を厚めに巻いています。
 
*元は白だったのですが・・・。どうしても汚れます。
 
肩幅よりもちょっとだけ短い、ちょっと狭めのハンドル*は、街中で走る際に、邪魔になりにくいのと、お買物自転車としてはちょっと乱暴ですが、車の間をすり抜けるために必須です。
 
*といって、最近のメッセンジャー気取りのピストバイクには、本当に握りの幅くらいしかないハンドルが付いていたりします。しかもバーテープもなく、力を入れられない。かっこいいと思っているかも知れませんが、ハンドルは、前傾した体をちょっと支えるつっかい棒ではなく、直線で踏み込むときには体を引きつけるパワーの源泉で、ダンシングで登坂するときには自転車と一体になるためのインターフェイスで、段差を乗り越える時は車体を持ち上げる手の一部であるべきで、ロングライドの際は路面状況を直接知るためのセンサーでもあるのです。形だけの街乗りピストバイク・・・断固反対。
 
【サドル】
定番中の定番、サンマルコのロールス。
 

[サドル(サンマルコ) 「ロールス チタン(白)」]
 
これまた、どうしても汚れやすくて・・・。
ちなみに、ベースのワイヤーはチタンのパイプのタイプです。軽量とクッション性を兼ね備えています。お買物自転車として、この柔らかさはなかなか。
 
サンマルコ・ロールスと言えば、一昔前のツーリングサドルとしては、あこがれの逸品。最近流行の軽いだけのロードバイク用サドルとは、風格が違います。
 
【ヘッドランプ】
キャッツアイの発光ダイオードのものです。
若干暗いのが難点。
 

[ヘッドランプ(キャッツアイ)]
 
路面を照らすよりも、車から目立つことが、自転車のランプの最重要ポイントです。
普段は点滅で使っています。
 
クリプトン球の豆電球タイプを以前は使っていたのですが、明るいのですが電池の消耗が激しいのと、年に1回くらいは、電球が切れて、無灯火状態*になるため、買い換えました。
 
*この自転車ではないのですが、北海道を旅行中、夜間、峠越えの道で、豆電球が切れ、月が雲に隠れると、鼻をつままれてもわからない、闇夜。発光ダイオードなら、その点はまず安心。
 
電池は点滅だとかなり持つのですが、それでも節約と省エネのため、eneloopにしています。
 
【テールランプと反射板】
以前は反射板だけだったのですが、この秋、ロングライドに行く時に、テールランプを導入しました。夜間走行とかトンネルとかが怖いので。
 

[テールランプ(メーカー不明)と反射板(キャッツアイ)]
 
テールランプはちょっと目玉おやじみたい。
 
【ブレーキ】
ブレーキは前後とも、センタープルブレーキ。
柔らかいけどしっかりした効き味が、お買物でも安心。 片効きがなく、しっとりと減速してくれます。
 
リアのブレーキは、以前ご紹介済みです。
http://ochaseijin.blogspot.com/2009/10/10.html
 
フロントも、ダイアコンペのセンタープルです。
 

[フロントブレーキ(ダイアコンペ)センタープル]
 
ちょっとカゴに隠れて見えにくいのですが。
 
【ベル】
このベルがお気に入り。
 

[ベル(タイガーベル)「ワールドチャンピオン」]
 
20年モノのフレームで、ほとんどのパーツは、交換されていますが、このベルは、初期状態のままです。多少傷が入っていますが、澄んだ音は変わりません。フレームとおそろいの色もお気に入り。
 
【パリジェンヌ2号の名前の由来】
フレームのブランド名です。阿佐ヶ谷フレンド商会製(最近は自社製フレーム作ってないみたいですね、残念)です。
 
「2号」は、自作自転車の2台目だったから。「さん」を付けないように(寒っ)。
 

[ヘッドチューブのエンブレム]
 
はがれた部分は、ブレーキワイヤーの取り回しで擦れた痕です。
各所にかなり年代を感じる錆が入っていたり、塗装がはがれていたりしますが、いまのところ、フレームに致命的な欠陥はありません。
 
パーツを交換しながら、大事に乗って行きたいところです。
 
【次回予告】
次回、「世界一速い」部分、パリジェンヌ2号のロードバイクっぽい部分をご紹介予定です。
→ 世界一速いお買物自転車「パリジェンヌ2号」公開 第二弾 ロード機能 - ホイール編(11/3)

 
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2009年10月30日金曜日

ゆきてかえりし物語 - There and Back Again

最近、以前読んだ本を読み返しています。
 
トールキンの「ホビット」、副題の「ゆきてかえりし物語」が気に入っています。
特に、原題の「There and Back Again」、響きがいいだけでなく、「そこにいて、戻った」という潔さがいい。まるでロングツーリングのようではありませんか。
 

[ホビット ゆきてかえりし物語]
[The Hobbit - There and Back Again]
 

忌野清志郎さんが「自転車はブルースだ。・・・(中略)・・・楽しくて、つらくて、かっこいい」(「サイクリング・ブルース」より)という名台詞を残していますが、そんな物語です。
 
大好きな「指輪物語」シリーズですが、「ホビット」の続編にあたる「指輪物語」の方は、特に、2巻目「二つの塔」あたり、果てしない泥沼を行くようで(ストーリーにも実際、果てしない泥沼が・・・)、読んでいてかなり重たいです。
 
英語版「The Hobbit」も、比較的読みやすいかな。
「The Load of The Rings」は、これまた修辞的言い回しが多く、どれが英語の単語で、どれがトールキンの作ったエルフやホビットや騎士の国の言葉かわからない、それはもう果てしない旅路です。 それはそれで、はまる感じがたまらないのですが。
 
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冬の日のちょっとお得

やがた のウチは、北西方向の部屋のため、西日はきついし、午前中は日がさしません。
が、冬の朝のちょっとお得な現象が、これ。
 

[冬の日]
 
寝室の正面に大きなビルがあるのですが(ほぼ真西)、普段は眺望を遮って、微妙に邪魔なのですが、そこに、東からの太陽が反射し、まさに「西から昇ったおひさまが・・・」(by バカボンのパパ)状態。
 
暗くなりがちな冬の朝、ちょっとだけ元気をくれます。
 
さぁ、今日も一日、自転車日和。
 

2009年10月29日木曜日

紅茶と自転車のサイト「コウチャリンコ」

にほんブログ村からのリンクをたどっていたら、「紅茶と自転車のくつろぎ&激漕ぎサイト」という名前に惹かれて、「コウチャリンコ」さんにたどり着きました。


「紅茶」と「自転車」で、「くつろぎ」と「激漕ぎ」ですぜ、このコンセプトはどこかで覚えがあるような・・・。
「世界で一番速いお買物自転車」ブログを自称する、やがた とすれば、これは、見てみねば・・・。


http://www.cocharingco.com/
 
・・・と、訪ねてみました。
東京都庁を起点に、23区制覇名所巡りライドをやってみたり、東京湾一周ロングライドをするパワーにあふれ、紅茶のおいしいカフェ巡りをするかたわら、水色のビスコを愛していたり・・・・そのバランス感覚がすばらしいです。
 
「世界で一番速いお買物自転車」は譲れない部分ですが*、お茶と自転車のサイトとしては、まだまだひよっこの やがた としては、感服。
 
*というか、コウチャリンコさんはMTBダウンヒル派なので、ジャンルが違い、競う必要もないんですけどね、失礼。
 
お気に入りに登録させていただきます。
 
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朝から、焼きリンゴ

山形の知人からリンゴをたくさん送ってもらった。
朝から焼きリンゴにチャレンジ・・・・・ちょっと遅刻しそう・・・・・。

作り方は、ほとんど餃子と一緒。
餃子のように櫛形切りして、ちょっと小麦粉をまぶします。
で、テフロン加工のフライパンにオリーブオイルを引き、並べて、ちょっと水を入れて蓋を。 

中強火で焼き、水がなくなってきたら、蓋を開けてひっくり返す。


[餃子じゃないよ]
 
で、さらに全体にしなっと、表面が焦げ目が付いたらできあがり。


[メープルシロップをかけて召し上がれ]

 
紅茶は定番のフルリーフのアッサム。
朝からちょっとぜいたくな気分。
 
は、遅刻・・・(汗)。
 
は、シナモン振るの忘れた・・・(汗)・・・焦る順序が違いますね・・・

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2009年10月28日水曜日

ランキング1位記念・・・・予告編

にほんブログ村に登録して、まだ数日、ランキング1位になりました(拍手!)
 
といっても、サブカテゴリー「シティサイクル」の15サイトの中の1位なのですが・・・。

感激です! 見てくれた方、クリックしてくれた方、ありがとうございまっす!!
 
ランキング1位記念で、いままで全容が明らかになっていなかった、やがた の愛車、パリジェンヌ2号を公開します。
 
・・・・と、今日はもう写真を撮れないので、週末までお待ちを。
 
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今日は芋ごはん

弟のやっている農場で取れたサツマイモで、芋ごはん。


[芋ごはん]

会社に行かねばならないので、今日はこの辺で・・・・
 
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2009年10月27日火曜日

鞄の秘密再び(カスク???)

鞄の秘密、続編です。
 
自転車ツーキニストの やがた の鞄には、こんなものも入っています。
先日、会社で机の上に出しておいたら、後輩が真剣な顔で、「あれ、何ですか?」と聞いて来ました。
 

[カスク*と手袋]
 
*カスクは、いわゆる簡易ヘルメットです。合成皮革製のクッション材を束ねたもの。
 
カスクは、保護性は低いものの、平たくたためるため、ビジネスバッグにも入ります。普段はバッグの中なのですが、外出先から帰ってきて(当然、自転車)、机の上に出してありました。
 
ちなみに、かぶるとこんな感じ・・・。


[カスク(モデルは やがた 本人ではありません、念のため)]
 
その後輩に言わせると、「洗脳ヘルメットかと思った」。
さんざん熱弁を振るった結果、怪しい宗教団体とは関係ないことは、ご理解いただけたみたいですが・・・。
 
そろそろ、指切りの手袋*の季節も終わりですね。
 
*自転車用の手袋は、繊細なギアチェンジとクッション性を両立させるため、指の先端がなく、手のひらの部分が厚くなっています。グリップ力を強め、ハンドルからの振動を防ぐため、通常、夏でもメッシュの手袋をします。微妙な日焼けが恥ずかしかったりしますが、落車の際の擦り傷防止にもなるし、必須です。
 
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台風一過・・・雲一つない?

昨日の晩、怖いほど窓をたたいていた雨はすっかりあがり、東の空にはまだ、台風のしっぽと思われる雲が残っています。


[台風一過、東の空]
 
で、振り返って西の空、雲一つない青空・・・・かと思ったら、ひとつあった。

[台風一過、西の空]
 
きっと、この雲も、台風の切れ端。晴れて湿度が下がっていくと、消えてしまうはぐれ雲ですね。こういうのがUFOに間違われたりするんだろうな・・・。
 
今日はいい天気だ。
久々に自転車通勤。会社が近いぜ。
 

2009年10月26日月曜日

雨の日と月曜日は

東京地方は、台風接近で荒れてます。
 
しかも月曜日、会社に行かねばならないのですが、傘をさしても無駄なくらいの風雨、ちょっとブルーです。しかも、週末パンク修理をしたものの、今日も自転車には乗れず。 雨でもじてつうの人は、それはそれで尊敬します。

こんな日はカーペンターズが似合います。
"Rainy days and Mondays always get me down..." (「雨の日と月曜日は」)
 
逆に、「トップ・オブ・ザ・ワールド」なんかも突き抜けた感じがいいですね。
普段は安全のため、通勤中音楽を聴いたりできない分、雨の日は移動時に読書や音楽を楽しめます。


[雨の日と月曜日は]
 
そんな日に限って、駅からだいぶ歩く外出先で会議。
会議終了後に先方の課長さんと雑談をしてたら、「やがたさん、今日は自転車じゃないですよね・・・」。
そういえば、この前、自転車を止めるところを目撃されたっけ。
 
「自転車様が濡れるようなことはしないんです、人間は濡れても乾きますけど」と言ったら、笑ってました。
 
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2009年10月25日日曜日

ちと宿題が・・・カモミールティー

月曜までの仕事があって、金曜日の夕方、「さあどうしよう」ということってありませんか。
よろしくないと思いつつ、つい、持ち帰り。というか、とりあえず、帰ることを優先。
 
どうせ残業代もつかないし(サービス残業じゃないですよ、念のため・・・・管理職は残業代が・・・・名ばかり管理職?かも知れないですが・・・・)。
 
で、日曜の夜になって慌てることに。
いつものパターンです。

で、まずは、お茶でも淹れて、ゆっくり考えるか・・・・。
 
●今日のお茶=カモミール・ティー
 
以前は、ハーブティーはあまり好みではなかったのですが、カフェインを大量摂取すると眠りが浅くなるので、最近はハーブティーも飲んでます。
 
で、夜11時を過ぎると、カモミール・ティー。ボタニカルズというショップで、単品の量り売りしてくれます。
 


[カモミール・ティー]
 
「ゆったりと穏やかな気持ちにさせてくれるとして、お休み前の飲み物としてもおすすめ」(ボタニカルズのサイトより)・・・らしい・・・。
もちろん、眠気覚ましの効果はまったくなく(当然、カフェインレス)、眠くなってきた。
 
# ところで、「ローマの休日」で、アン王女が、侍女から「ミルクとクラッカーを」と勧められるシーンがありますが、ミルクは安眠にいいとされていたらしい。ミルクはともかく、クラッカーはどうかと思うよ。ヨーロッパの上流階級の子供たちは、虫歯にならなかったんだろうか?
 
まあ、宿題は明日朝、早めに会社に出てやるかな。
学生のころ、夏休みの宿題を9月になってから、やっていたツケが・・・・。習慣って抜けないモノですね。
 
おやすみなさい。
 
結局、パソコンを立ち上げたものの、ブログの更新だけして、寝る。
 
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10年探していたパーツを入手

アーチワイヤーを入手しました。
 
やがた の自転車は、ミキストフレームのお買物自転車、ブレーキはダイアコンペのセンタープルブレーキ*です。
 
*自転車の中心軸に沿ったワイヤーを引っ張ることで、ブレーキ本体に付いたアームが引かれ、左右のブレーキシュー(ゴムの部分)がリムに押し当てられる形式のブレーキ。ブレーキの片効きが原理的に少ないのと、柔らかい効き心地がなかなか魅力・・・だったのだが、ロードレーサーでは、ダイレクトに効くサイドプルブレーキが主流。マウンテンバイクでは、より制動力の強いタイプに置き換わり、ランドナー(旅行用)のレストア品などオールドファッションの自転車でしか見かけない。とっくに生産終了(涙)。
 

[センタープルブレーキ]
  センタープルブレーキってのが、流行らないせいか、交換部品であるワイヤーが入手できなくなって10年 、前輪用の短いのは、買い溜めしてあったが、後輪では、フレームをまたいで引っ張るために、200mm以上の長いのが必要・・・生産量が少ないため、気付いた時には、どこにも在庫がない。
どっかで売ってないかな、と、自転車屋さんを覗くたびに、聞いてみたりしたのですが、ない・・・。
そして10年が経った・・・。
 
ところが、何気なしにヤフーオークションを覗いたところ、センタープル用のアーチワイヤーを再現しているショップが。
 
105mmの短いやつだったけど、即買い。
購入した際に、おそるおそる「もしかして200mm以上のを作る予定はありますか・・・」と聞いたところ、「発注済み」とのこと。
 
いい人だ! すばらしい。
 
待つこと2ヶ月、ついに、チェックしていたヤフオクで、「ダイアコンペ/ワイマンCP互換アーチワイヤー(ミキスト用)」出品。
 
で、入手しました(感動の嵐・・・・)。
 

[ダイアコンペ互換アーチワイヤー(ミキスト用)210mm]
両端がタイコ(太鼓)型のところがミソ、というか、レアものです。普通のブレーキワイヤーの両端をつなげばできるのですが・・・。
 
これで、ブレーキワイヤーを2本つないで、無理矢理作らなくても大丈夫。
 

[ブレーキワイヤーを接いだ涙ぐましい努力の跡]
 
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パンク修理、そして・・・ニップル回し再び

一昨日のパンク(10/22の記事参照)、帰りが遅かったので、タイヤの在庫はあったのだが、いままで修理できず。

週末お休みなので、パンク修理をはじめた。
案外、遠い道のりだったのだ。

(1) 後輪を外す
まずは、愛車から後輪を外してきた*。

*一昨日の報告のように、外すのがまた、一苦労。リア・ディレイラー(後ろの変速機)を外し、チェーンをよけて、なんとか車輪を抜き取る。
 
(2) タイヤをリムからはがす
玄関先に新聞を敷いて、タイヤを外す。
これまた、リムセメントという糊で貼り付いているのをはがすのが大変。
 
はがしたタイヤをよく見たら、相当すり減っていた。もう、寿命だったのね・・・・お疲れ様。
やがた は、だいたい3,000kmで交換、というより、だいたい3,000kmも走った頃に、タイヤがへたってきてパンク、で、交換というパターンが多い。
 
(3) 振れ取り台に乗せて、リムセメントを塗るつもりが・・・・
リムセメントを再度塗るのに、べたつくのが嫌なので、振れ取り台にセット・・・・
これで、リムセメントを塗っても、床面に着かない。
 
 
[振れ取り台(ホイール・バランサーともいう)]
 
(4) 振れ取りをしてみる
で、せっかくのチャンスなので、振れ取りをするか・・・と、思い立った。
 
基本はこんな感じ・・・・
振れ取り台にセットしたホイールを、ゆっくり回しながら、左右のねじを少しずつ締めて間隔を狭めていく。
 

[左右調整中(下のT字型のプレートは、上下の調整用)]

ねじの先端に当たる、カラカラという感触があったら、一番出っ張っているあたりの手前側のスポークを弛め、反対側のスポークを張る。 この、スポークを弛めたり、張ったりするのに使うのがニップル回しという工具(10/17の記事参照)です。
 

[ここで登場するニップル回し]
 

左右の調整をすると、上下の狂いが出るので、上下を調整。こちらはふくらんだところで、スポークの張りを強く、へこんだところを弱く。 上下の調整には、左右均等に締めないと、こんどは左右が狂う。
これの繰り返し。
スポークの張りの強さも、手でたわませながら、感覚で、全体が均一に、しかも、きつすぎないあたりに調整。(あまり硬いホイールは好きじゃない。硬いリムに少しやわらかめのスポーク組が好み)
 
最終的には、左右のねじの頭がリムに密着するくらいまで、精度を高めていく。
この精度が高いと、走行時のふらつきやがたつきがないだけでなく、ブレーキ・シューを密着させられるので、ブレーキの遊びを減らし、ブレーキをかけたときのがたつきも減らせる。
 
振れ取りがうまくいくと、達成感がある。この限りなく真円に近いホイール、美しいぜ。
 
(5) リムセメントを塗る
で、ようやく、タイヤ貼りへ。
まずは、リムセメント(糊)を塗る。


[リムにリムセメント(糊というよりも、粘着剤です)]

(6) 今度こそ、タイヤの貼り付け
少し乾いたところで、タイヤを貼り付ける。
新品のタイヤは、硬いので、リムに乗せるのが一苦労。特に、リムセメントがかならずや床や、手のひらや、タイヤのサイドを汚す。新品のタイヤのサイドに、べったりリムセメントがつくと、ちょっとブルー(こすれば取れるんだけどね)。
 
で、完成。
 

[再度振れ取り台に乗せて、まわしながらタイヤがまっすぐに貼れているかをチェック]
 

リムセメントが乾くまで、数時間乗れないので、今日は寝るよ・・・(というか雨だし)
 
(7) 本体への取り付け
は、本体に取り付けないと・・・・。
 
チェーンを引っかけて、そろそろと車軸を固定、リア・ディレイラーを取り付けて、調整。
いまいち動きが悪いな・・・と、チェーンやフリーの清掃をはじめて、結局手は油まみれ・・・・。

(エピローグ) 手を洗う・・・・ 
機械油と金属の微粉末の混ざった真っ黒なオイルは、爪の間などに入って、相当頑固に取れない。
石けんで洗いながら、ブラシで痛くなるほどこすっても取れない。

ところが、風呂に入って、シャンプーをすると、これが、いいんだな。
風呂でふやかして、髪の毛で細かいところまで汚れが落ちます。
 
自転車オイル限定、頭髪ブラシによる手洗い。
皆様もお試しください。
 
・・・せっかく直ったのに、しかも、ホイールほぼ真円だし、チェーンも変速機もぴかぴかなのに、天気予報、明日も雨なんだよね・・・
 
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2009年10月22日木曜日

お買物自転車の悲劇再び

自転車ツーキニストの やがた は、今日も帰宅の途を急いでいた。
通勤路は国道一号。車に混じって、快調に走る。 路肩が広く、スピードの出せる直線では、ダンシング*で速度を上げる。
 
*サドルから腰を上げ、ハンドル側に体重をシフトさせ、ペダルを踏み込む走法、サドルから立ち上がって、踏み込むに従って左右に車体を振って走る様子が、踊っているように見えることから、ダンシングという。レースのスパート時や、登りのきついところで使う、パワーが必要で、短時間しか使えない。
 
が、夜は路面が見にくい。
自転車のライトは、車から目立つことが主目的で、明るく路面を照らすものではない。
 
何か踏んだな、と、路面から違和感が伝わり、破裂音、後輪の空気は一瞬で抜け、振動がダイレクトに伝わる。
 
バヒュ、ヒュゥ~、ガガガガガ・・・・。
 
どうやら、ガラスの破片か尖った石を踏んだみたい。
 
パンクしたタイヤのことを、英語で a flat tire というけど、まさに、真っ平ら。
 

[a flat tire]
 
後輪のパンクは、面倒なんだよね。
(世界一速いお買物自転車は、26インチ用のフレームに、より速く走るために700cのレース用ホイールを付けているので、後輪はリア・ディレイラーを外さないと抜けないのだ)
 
家まで1kmほどのところ、押して帰った。
ショックのあまりふて寝。修理は明日だな。
 

2009年10月20日火曜日

残業のおともに・・・

昨日の夜、果てしない残業の中で、飲み物を買いに出た。
で、新発売、しかも限定の「ペプシあずき」が売っていたので、つい、話の種に買ってみた・・・

「ペプシあずき」ニュースリリース
http://www.suntory.co.jp/news/2009/10568.html
 
ほんのりと小豆の香りと甘み、刺激は確かにペプシ。
 
でも、どうにも、氷あずきのシロップが残ったのを、炭酸で割ったみたいな感じ。
 
「ペプシあずき」の名誉のために付け加えると、去年飲んだ、「ペプシしそ」に比べると、だいぶまし。
 
うーむ。でももう一本飲むかと言われたら、止めとくかな。
色物系には気をつけよう。
  
初物に弱い、限定にも弱い やがた

2009年10月18日日曜日

鴨の休憩所

今日は久しぶりの遠出、秋晴れで気分がいいので、自転車でちょっと郊外、埼玉方面へ足を伸ばしてみた。

用水路沿いの自転車道を走っていたら、一面の田園地帯。
ちょうど稲刈りの済んだ田んぼが秋の空の下、広がっていて、東京の目と鼻の先に、こんなのどかな風景がと、ちょっといい気分。
 
自転車道沿いには、用水路の柵を使って、稲架掛け(はざかけ・・・こういう字を書くんですね・・・)をしていました。
 

[稲架掛けの風景]
 
自転車道から数十センチ、柵の向こう側に、鴨が一列に並んで休んでいたので、失礼して写真を。


[鴨の休憩所]
 

撮影の後、自転車道を鴨の列に沿って、驚かさないようにそーっと走ったのですが、手前の一羽が飛び立つと、一斉に飛び立ってしましました。
 
お休みのところを、失礼。
 

2009年10月17日土曜日

今日のお茶は「ナンチャラカンチャラ」・・・

今日はヌワラエリアで・・・・
 

[ヌワラエリア]
 
今日はカボチャのプリンとヌワラエリアをストレートで。
 
ヌワラエリアって聞き慣れない名前かも知れませんが、ウヴァと同様、スリランカ高地で採れるセイロンティーの一種。
いまいち覚えにくいので、ウチでは、もっぱら「ナンチャラカンチャラ」と呼ばれております。
「ナンチャラカンチャラ」で通じるくらい、お気に入りの茶葉の一つ。ストレートで、柔らかな渋みがいい感じです。

鞄の秘密(ニップル回し・・・)

自転車ツーキニストの やがた は、鞄にいつもこんなものが入ってます。


[空気入れ]
 
適切な空気圧を保つのが、パンクの予防にも、快適な走行にも重要です。
たまに、忘れたときに限って、なんだかタイヤが心許ない気がします。
 
長さは24cmほど、小さいけどけっこう優れものです。
 
自転車ツーキニスト必携。
・・・ですが、フツーの同僚には、「そんなの持ってるのは やがた さんだけだよ」と笑われました。
 

[ニップル回し]
 
って、何?という方もいらっしゃると思いますが、スポークの先端のネジ(ニップルと言います)を回す工具・・・。
 
・・・って、何???、万が一、スポークがゆるんだり、折れたり(まれにあります)したときに、リム(車輪)のゆがみを取るためのものです。
 
特に、ホイール組(車軸からスポークを張って、車輪を作る作業)をした直後、振れが出やすいので、少し走って初期延びが出たころに、再調整したりします。本格的な調整には、きちんとした工具(振れ取り台というセンター出しのための調整工具)がありますが、ちょっとした調整は、ブレーキとの当たり具合を見ながら、ニップル回しで締めると、引っ張られた方にリムが寄り、逆側を締めると離れるといった具合で簡単にできます。
 
先日、ホイール組をした後、走りながら時々調整のつもりで持ち歩くようになりました。
 
で、こっちの工具は、フツーの同僚は、「・・・・??理解不能??・・・・」
自転車乗りの同僚にも、「そんなの持ってるのは やがた さんだけだよ」・・・・。

 
まあ、お守りみたいなものかな。