2010年5月13日木曜日

今日も研修、三日目・・・・目線を変えてみる

今日も一日研修、3日目にもなると、講師はへろへろ、新入社員のみなさんも、だいぶくたびれつつある。
 
今日はプレゼンの練習、各グループ、なんとかがんばって発表してた。
ロジカルな説明になっていないとか、背景がMECE*になっていないとか、ほとんどのみなさん、初めてのプレゼンなので、穴はある。が、それぞれなかなかおもしろい。
 
* MECE:"Mutually Exclusive and Collectively Exaustive" (ぴったりくっついて重ならず、もれなく集め尽くされている=要するに、ダブりなく、漏れなく)の略。論理的説明に穴がない状態を示す用語。広告屋やマーケター、コンサルタント業界の人たちが好んで使う概念。ジグソーパズルのピースが一つ足りないと落ち着かないように、MECEになっていると、安心するようになると、ある種、病気である。
 
企画で行き詰まったとき、よく、消費者の目線に立って、とかいうものの、なかなかそうはいかない。東京在住、四捨五入すると?十歳の人と、22歳の新入社員では、それぞれ全然別の消費者ではないか。
もちろん、個人の体験に基づく、まったくパーソナルな消費者の目線は、それはそれで大事。
 
でも、本当に行き詰まったときは、まったく目線を変えてみる必要がある。
 
ときどきやってみるのは、商品の目線になること。
工場で生産された瞬間から、包装され、段ボールに入れられ、トラックに揺られて、段ボールが開いて、あ、お店だ、棚に並べられ、隣には別の商品、ちょっと窮屈、あ、お客さんが手に取った、置いた・・・・・、再びお客さんが、今度はレジに・・・・みたいなの。

売れる企画作りに有効かどうかはよくわからないけど、八百万の神の世界、草木にすら神が宿るのだから、物を擬人化するくらいは、どうってことない。物から見た顧客接点という目線で見ると、世界が新鮮に見えるかも。
 
一度お試しください。
 
p.s.
今日、通勤中に不思議な自転車を見た。外見上、普通のロードレーサーなのだが、クランク(ペダルを取り付けるバー)が左右独立して動く。右足だけ、左足だけを回しても進めるみたい。惰性で進むときは、両足を一番下に下げたりもできる。両足を揃えて回すと、全身上下動で、ちょっと変。乗りやすいからか、トレーニングなのか・・・・。はじめて見たけど、ちょっとおもしろいけど、自分はパスだな。
 
★今日の練習:通勤32km、外出16km。計48km。帰りちょっとだけ雨に降られた。
 
☆今日のお茶:今日も金セン茶。
 

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