今日は一日、50人弱の新入社員に研修、グループワークの指導。
5~6名のグループを8組、それぞれのグループでグループワークをしてもらう。島の間を回遊しながら、それぞれの進行状況を聞き、アドバイスしたり、気付きを確認したり・・・・。けっこうつらい。
将棋には、十面指し*とかいうハンディマッチがある。
* 上位者が、10名を相手に、10面の盤を並べ、1手指しては次の盤に進む形でおこなう勝負。かなりの実力差があっても、なかなかつらい。上位者は、盤面を一瞬見て手を判断しなければならない一方、相手方はその10倍考える時間が与えられている。さらに、思考の連続性が断たれ、もしくは、思考の流れが10つ並行してつながっている必要があることが最大の難関か。相手が3人であれば、三面指し。プロになると、さらに、それを目隠ししてやったりする(7六歩、3四歩など符号で読み合う)。
将棋ではないが有名なシーンとしては、本格囲碁マンガ「ヒカルの碁」で、囲碁部を辞めてプロ試験を受けるヒカルが、部員3人と打つ3面打ち(将棋は「指す」というが、碁は「打つ」ものらしい)がある。
8組の新入社員たちと渡り合う、彼らはそれぞれ真剣。なんだか、初心者を相手に、八面指しをしたような気分。
けっこう鋭い質問もあって、くたびれた。八面六臂とはなかなかいかないものだ。
★今日の練習:休み。雨なので。
☆今日のお茶:研修場にもマグカップを持ち込み。阿里山金セン茶。
2010年5月12日水曜日
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