2016年1月21日木曜日

本屋大賞ノミネート作品(ちょっと追記)

※以下のところを、ちょっと追記

本好き本屋好きとして、注目のイベント、本屋大賞のノミネート10作品が発表された。

http://www.hontai.or.jp/

詳しくは、本屋大賞サイトの「本屋大賞とは」を見てほしいのだが、昨年1年間に発行された日本の小説から書店員の投票で選ばれた10作品である。この後、この10作品を読んだ書店員による二次投票で、大賞が決定される。

当然、書店員といえども、発行されるすべての本を読んでいるわけではない。投票するためには、このノミネート作品10冊を読まなければならないのだ。

投票権は書店員にしかないため、自分では読んだからなんということはないのだが、この数年、毎年のノミネート作品を読むようにしている。
本屋で本を選ぶとき、ついつい自分の好みで選ぶため、似たような本を選びがち。おこづかいも限られているため、慎重になりがちだ。読書傾向を拡げるために、新しい発見のために、年に1回、たった10冊ではあるが、自分じゃない誰かが選んだ本を読んでみるのもいいのではないか。

今年は、10作品のうち、6作品既に読んでいた。

※予定調和ではないか、新たな発見がないのではないかとも思ったり、そこそこ読んでいるじゃないかGood Job自分と思ったりもあったが、改めて思い返してみると、全国の書店員さんたちが売りたい本、それはもう、あちこちでオススメされたに違いないのだ。

『朝が来る』は、三省堂池袋本店の方(@ikehon_sanseido)のイチオシ、「新井賞」作品。
『王とサーカス』は、前作『さよなら妖精』よりもいいよと勧めてくれた名古屋へ引っ越していった書店員さんのオススメ。
『君の膵臓をたべたい』は、寝屋川の公式アカウント(@T_NEYAGAWA)さん絶賛。
『戦場のコックたち』は、ミステリー読みの複数の書店員さん、ライターさんが絶賛、
『流』は、直木賞の選評で背中を押されて買ったのだっけ、、、、
(『羊と鋼の森』は、ファンなので、勧められなくても絶対買ってたけど)

なかなか冒険できない、自分の枠から出られない臆病かつおこづかいの少ない読書生活者なのだけど、既にあちこちの本屋さんで勧められていて、買ってきたのではないか。

ありがたい、ありがたい。
さっそく、未読本4冊の中の1冊、中脇初枝さんの『世界の果てのこどもたち』を買ってきた。
明日からの通勤読書だな。

大賞の発表と表彰式は4月、ささやかながら応援する気持ちを込めて、賛助会員として参加している(「賛助会員とは」参照)。

大賞はきっとあの作品(ファンの欲目が入ってます)、4月まで、ぼちぼち未読作品を読みながら、本好き本屋好きとして、予想したり期待したりしながら楽しみたい。


[羊、羊!]

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