2010年6月16日水曜日

今日も通勤読書(続編)・・・・サンプルとしてはどうかな

今日も通勤読書・・・・ちょっとした事件が。
 
今日は朝から雨、電車通勤のお供に(→こちらの記事「今日も通勤読書」参照)に本棚から選んだのは、こちら。
 

[春陽堂俳句文庫「永田耕衣」]

現代俳句*の旗手。
 
* 現代俳句:現代の俳句という文字通りの時代的な分類ではなく、現代俳句というジャンルと言っていい。金子兜太や夏石番矢、坪内稔典など、有季定型の伝統俳句からちょっとだけ自由で、ちょっとだけ過激な文学ジャンル。形式の中にいながら、自由で過激でしかもドラマティックという面で、最も色濃く芭蕉以来の俳諧の伝統を継いでいるといってもよい。
 
今日は珍しく仕事の話。
得意先との打合せで、たまたま本の文字組の話題になった。
 
何か本はないかと、得意先の会議室を眺めたが、ない。
鞄に何か入っていないかと、あさると・・・・ポケットサイズの都内ロードマップ(いつも持ち歩いている)・・・・そして、取り出したのが、これ。
 


近海に鯛睦み居る涅槃像
 
・・・・うーん、文字組、あんまり関係ないな。
 
普通のページは、もうちょっと、数行はあるんだけど*。
 
* 全体にかなり文字が少ない。文字数でいうと、解説や対談を除くと、約3000文字。800円なので、1文字0.3円。逆に、作品数でいうと、300句入っているので、1作品3円なので、とてもお得? 1作品3円の文学作品って、他にはないよ。
 
ここで、山頭火とかでなくて、耕衣だってところで、安心している場合ではない。もちろん、それが蕪村や子規だったからといって、ビジネスバッグに入っている本としては、微妙なところ*。
 
* ビジネス書が入っている必要はないと思うけどね。ま、勝間和代でないだけ、ましかも・・・・あの方とは自転車の趣味が合いません。
 
 
いずれにせよ、一般的な文庫本のサンプルとしては、どうかな。
 
 
★今日の練習:やはり完全休養。梅雨時だから仕方がないか。
 
☆今日のお茶:会社で、黄金桂。
 

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