ウェッジウッドのマスター・クラフトマンが来日、実演するということで、見てきた。
マスター・クラフトマンというのは、ウェッジウッドの陶工で、多くの工程、多くの技術を習得し、認定された人に与えられる称号とのこと、いわば、多能工化の究極・・・・印刷会社に入ったからには、やはり輪転機くらい回せないとという やがた には、あこがれの姿*。
* 結局、あまり手に職は付かず、職人にはほど遠い仕事をしているのですが。残念。
渋谷の東急本店、ウェッジウッドのショップ店頭。
* 明日(2/22)もやってます。
英国の、気のいい職人頭という感じの、ちょっと太めで、フレンドリーなおじさん。
ウェッジウッドの代名詞でもあるジャスパーウェアの浮き彫り文様の作成を実演してくれた。
技術が優れているのはもちろん、何よりも仕事がきれい。
器になる色付きの陶土に、貼り付けられる白色の陶土を抜き型で作るのだが、へらに付いた陶土、削り取った陶土を、その都度きれいにまとめて、作業台の上には残さない。
高級寿司店で、作業のたびにまな板や包丁をぬぐうように、常に作業台はまっさら。
デモンストレーションにも慣れているようで、トークも堂々としたもの。通訳を介して作業工程を説明しながら、手先は常に繊細に動き、作業の区切りごとに手早く作業台や道具に残った粘土をぬぐう。本人からすれば、当然のことだろうけど*、こうした作業が、美しい作品を作るんだなと、感動。
* ジャスパーウェアに典型的な、ブルーの胎土に白色の繊細な貼花文、少しでもブルーの地に白色の陶土が飛べば、透き通るような美しさがだいなしなので、当然の作業基準、長年続けてきた身に染みついた作業だろうけど。
それにくらべて、自らの自転車整備。どうしても、まわりに機械油が飛んだり、白いサドルに汚れた手で触れたり、未熟だ*。
* スポークの張りを調整し、リムの清掃をして、最後にチェーンの清掃と注油をして、気づくとチェーンオイルがリムに飛んでいた・・・・で、泣く泣くリムとスポークに飛んだ油を拭き取る、なんてことは、しょっちゅう。残念。
修行が足りないな。
ま、ブレーキワイヤーを交換したので、ちょっとすっきり(→こちらの記事「10年探していたパーツを発見」参照)。
[センタープルブレーキ:ブレーキワイヤーを2本接いでアーチワイヤーを作成(涙)]
[センタープルブレーキ:ダイヤコンペ用のリメイクワイヤー使用]
ヤフオクで入手しました。作ってくれた方、感謝感激です。
ワイヤー周りがすっきりすると気分が違います。
自分の未熟を棚に上げ、「今日のところはこれでかんべんしてやらあ」
★今日の練習:渋谷近辺を軽くウオーキング、夕方メンテナンス後に自転車4kmくらい流す・・・・うーん体がなまる。
☆今日のお茶:ウエッジウッドでいただいた、茶葉(ローズ?のフレーバーティー)。お茶菓子にイチゴ。うまい。
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