2010年1月13日水曜日

カレンダーに文化を見る・・・なかなかわかり合えないのかも

今日はカレンダーの展示会を見に銀座に行った・・・いわゆる企業カレンダーの展示会。
だいたい毎年行っているので、シリーズものなど、見たような作品が多い。
 
が、国際交流の一環で、ドイツと韓国のカレンダーも並んでいた。
それぞれ、美意識が違って面白い。
 
韓国からは、白磁の急須のような形状の香炉(?)に、カレンダーの玉*が印刷されているのを見た。
口の部分は、龍の彫り物がしてあって、ゴージャスかつおめでたい感じ。数字だけの玉カレンダーでも、これはかなり派手。香炉は無地なのですが、箱は紺地に金で龍**が印刷されてました。
 
* 玉:カレンダーの日付の数字のことを、業界用語で「玉」と言います。数字だけで、絵柄がないカレンダーのことを「玉カレンダー」と呼ぶのですが、業界人っぽい(といってもカレンダー業界、狭いな)言い方をして、悦にいる趣味はないのですが・・・。別の業界で「玉を取る」とかいうと、ちょっと怖い?
 
** 龍と言えば、全く余談ですが=もともとすべて余談と言えば余談ですが=、今日、本郷通りを走っていたら、隣を、荷台に琉球趣味っぽい屋根を乗せたトラックが併走。信号待ちで追いついて、どんな人が運転してるのか、ちょっと興味をひかれて覗いてみると、なんと、助手席に、1mはあろうかという、巨大な龍の頭が。あれはいったい、どこに何を納品しに行くトラックだったのだろうか。
 
韓国語が読めないので、何の企業かわかりませんでしたが、この感覚は日本にはないね。
大中華文化圏の誇りを感じる、気合いの入ったカレンダーでした。
 
ドイツの農家のお姉さんのちょっとセクシーなポートレート*が毎月写ってるカレンダーも、日本にはなかなか見られない美意識。あれも、どんな企業のカレンダーなんだろう? 農機具会社か、種苗会社かな? 農家のおじさんがターゲットなのだろうか。 ドイツ語は第二外国語だったはずなのだが、もう、すっかりわからない。
 
* セクシーと言っても、普通に、上品に野良着を着ていて、ちょっとだけ胸元を強調くらい・・・・モデルさんの農家コスプレなのか、農家のお姉さんががんばってアピールしているのか・・・・国際交流の企業カレンダーとして出てくるのだから、あやしいアダルト系ってわけはないし(そこまで過激じゃないし)・・・・謎は深まるばかり・・・・という話を同僚にしたら、「男目線ですよね」と笑われた。
 
吹き替えの映画とか見てると、なんとなく、わかったようになってるけど、文化の違いって大きいよね。
 
今日は銀座から直帰で、キムラヤ*のあんパンを買って帰る。うまい。今度は渋いお茶が怖い。
 
* キムラヤ:社名は「木村屋總本店」、銀座の店は、「銀座木村家」、トラックとかに書いてあるロゴは「キムラヤ」、同じ会社で、表記がいろいろなのね・・・。この鷹揚さが、老舗っぽい。
 
★今日の練習:約40km。自宅→本社→書店めぐり→銀座→帰宅。寒かった。
 
☆今日のお茶:ヌワラエリア。イチゴのロールケーキを添えて。
 
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