2010年1月27日水曜日

信じられないモノを見た・・・インディ・ジョーンズじゃあるまいし

今日は坂戸へ小出張・・・駅すぱあとで電車の時間を調べる。
 
乗り継ぎによるけど1時間半くらい。駅からタクシーだろうしな・・・。50km。
自転車で行けるかな・・・と、思ったけど、お客さんもいるし、この季節に汗だくで待ち合わせに現れたら、おかしい。やっぱり電車にした。
 
帰り、池袋から明治通りを帰る。
人のことは言えないが、明治通りは、けっこういろんな自転車乗りが走っている。
 
前をダンシング(→「踊らずにはいられない」の記事参照)しながら走っているマウンテンバイクが。
何か違和感。

シングルスピード(変速機がない)のマウンテンバイク、けっこう珍しいけど、ないわけではない。
が、シンプル過ぎる。ワイヤー類もない、ブレーキもブレーキレバーもない。
 
いわゆるピストバイク(競輪用みたいなの)では、ブレーキなしのチャラいやつらが、渋谷あたりを走っているが、マウンテンバイクでは、はじめて見た・・・。
 
ふーん。と、遠巻きについていく。
目の前で信号が赤になった。
 
・・・・
 
と、やつは、前輪に足を掛けて、靴底でタイヤに摩擦を加え、強引に止まった。慣れた仕草なので、やつにとっては、通常のブレーキングだったに違いない。ペダルを止めての制動でないところからすると、もしかして、固定ギアでもなくて、フリーだったのかも*。
 
* もちろん、公道でブレーキなしは、危険で、違法で、無法で、非道なのだが、普通はそれでも、固定ギアでペダルと後輪が連動しているため、ペダルを止めると、それなりに止まる。フリー**だとペダルを止めても自転車は止まらない。で、前輪を足でロックして止まるのか・・・・うーん、開いた口がふさがらない。
 
** フリー:ペダルを止めても車輪が回転を続けるための、一方向のみに回転し、逆方向には車軸とギアが連動される機構。
 
インディー・ジョーンズ*が、「魔宮の伝説」で、疾走するトロッコの車輪を靴底の摩擦で停止させた、危機一髪なシーンが・・・・。
 
* 設定では、インディー・ジョーンズは、考古学者ということになっているが、あれは、考古学者というより、盗掘者もしくは文化財簒奪者と呼んだ方がよい。
 
世界に一人だけならいい。明治通りには歩行者も、自転車も、自動車も(ところによっては路面電車も)、いるんだ。
そういうスタントは無人島でやってくれ。

★今日の練習:普通に通勤、外出は近場の駅まで自転車(さすがに坂戸まで行ったら旅行だよ、仕事中にそれはちょっとね)。計、約40km。
 
☆今日のお茶:駅のホームで缶入りホットココア。おなかがあったまると、心もあったまるのだ。
 
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2 件のコメント:

  1. 確かに、こういう危険な人います。
    本人にも周囲にとっても迷惑なことも。
    これで自転車一般への評価が悪くなるのは残念です。
    ただ、こういう人は、少なくとも自転車に愛着を感じている人。
    自転車を見ただけで邪魔者扱いするクルマに比べたら、
    どちらかというと我々の仲間です。
    だから、なんとかしてあげたいですよね・・・

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  2. そうですね。

    身近な自転車乗りから、少しずつでも、正しい乗り方、美しい乗り方を伝えていくしかないかなと、思います。

    会社にも、後輪ブレーキなしのピスト乗り、いるんですよね。

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