2010年3月20日土曜日

虚構と現実、冒険と活劇・・・・シャーロック・ホームズ

大作映画「シャーロック・ホームズ」を観てきた・・・・エンターテイメントとしてすばらしい。
 
シャーロッキアンの間でも話題沸騰、賛否両論(今までにないホームズを描いて「賛」があるってところがすごい)とのこと。春休みのドラえもん映画に続いてのランキング2位。興行としても成功している。
 

[新作「シャーロック・ホームズ」のパンフレットと、グラナダTV版の「シャーロック・ホームズの冒険」DVD]
新旧アイリーン・アドラー。ちょっと雰囲気似てるかも。
 
初期のホームズ、特に「緋色の研究」「四つの署名」あたり、相当エキセントリックな人物として描かれ、実際、ワトソンやハドソン夫人ならずとも、同居人として最低最悪ってところ、ワトソンやアイリーン・アドラーとの関係など、原作を突き詰めて、このホームズ像に至ったという。その通りだと思う。おもしろい。
 
ただ、よくできているだけに、ちょっと残念なところも・・・・。
原作も、原作の世界に忠実なグラナダTV版も、説明しすぎない美学があったように思う。つっこみどころ満載、タネあかしも適当、だけど、その世界の描き込みに注力したグラナダTV版に比べ、詳細はネタバレなので触れないが、エキセントリックなホームズへの批判を意識しすぎてか、ストーリーを成立させることに一生懸命で、脚本や作り込みがやり過ぎかもしれない。
 
念のため。新作の「シャーロック・ホームズ」は、エンターテイメントとしてすばらしい。ロバート・ダウニーJr./ジュード・ロウも、すばらしいホームズ/ワトソン像を描いた。
ただし、虚構のホームズを、あくまでも実在の人物として描いた、ジェレミー・ブレット*の方が好きだな。
 
* ジェレミー・ブレット:グラナダTV版「シャーロック・ホームズの冒険」の主演俳優。1995年、61歳で、「正典」全作を映像化することなく病没。(→詳しくは、こちらの記事「バイオリンといえば」参照)
 
★今日の練習:風が強く、花粉症がよろしくないので、ステッパー30分、ラン10分。
 
☆今日のお茶:映画待ちの時間に「illy」(エスプレッソカフェ)で、カフェラテ。・・・おいしかったけど、やっぱりコーヒーはイタリアンローストより、アメリカンな方が好きだな。

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