今日は耳鼻科に通院、行く前に地図をチェックしたところ、行ってる医者のそばに桜並木があるらしい。
で、花見の名所へちょっと足を伸ばしてみた・・・・花粉で、ハナが悪いのに、花見どころではないのだが、まあ、マスクもしたし、ちょっと遠回りするだけだから大丈夫。
以下、今日のコース。
○自宅:近所の三田警察前桜並木、けっこういい感じです。ただし、さすがに警察前で花見の人はいませんが。
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○芝公園:今日は片隅をかすめただけ。さすがに、日曜の朝からは宴会の人はいませんでした。
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○霞ヶ関:けっこう桜並木が充実。
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○皇居:桜田門を通過、名前に反して、桜よりも、柳の並木の方が印象的。
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○後楽園:小石川後楽園の庭園はなかなかなのだが、今日は遊園地側、白山通りの角に見事な桜の大木あり。
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○東京都戦没者霊苑:千鳥ヶ淵も靖国神社も、ここも、戦没者=桜というのは若干短絡ですが、春日通り(春日という地名は、春日局が所領にしたことによって命名されたとのこと。「バジリスク~甲賀忍法帖」では、相当な描かれ方をしていますが)という春らしい名前に免じて。
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○伝通院:ここもいい感じです。将軍家の菩提寺とのこと。
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○播磨坂桜並木:文京区の桜祭りやってました。出店もでて、ちと、腹減ったな。
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○小石川植物園:昔の小石川養生所(大岡越前、見てた人にはおなじみ)です。ちょっと原生林っぽい感じ。
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○六義園:しだれ桜が見頃らしいです。ちなみに、六義園の正門前には、アンパンマン像が鎮座しています。あんパンといえば桜ですよね。
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○旧古河庭園:こちらは、バラなど西洋庭園が有名らしいですが、入ったことはありません。外部からはけっこういい雰囲気でした。
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○滝野川公園:ここの隣の和菓子屋さん、峠の茶屋みたいでいい感じです。
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○飛鳥山公園:江戸時代からの桜の名所。ここに、旧王子製紙関連の紙の博物館ってのがあります。現在、「金唐革紙」*の展示会をしています。必見。
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○JR駒込駅前:「染井よしの**桜祭り」って、ノボリがたくさん立ってました。
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○不忍池~上野公園:言わずと知れた桜の名所。賑わってました。
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○日本橋:橋のたもとに桜が。まだ若木ですが、日本橋旦那衆の心意気を感じます。
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○銀座:桜でなくて、こちらは、桜あんぱん。「木村家」***で購入。ついでに、「あけぼの」で桜餅を。
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○帰宅
・・・・紙の博物館のある飛鳥山を除くと、すべて通過しただけ。まあ、高速巡航ではないので、多少は風情を味わったということで・・・・
* 金唐革紙:革に箔押し、彩色などを施した金唐革がヨーロッパから輸入され、それをまねた江戸~明治の職人が、紙で作り、財布やたばこ入れ、壁紙などに使われていたもの。あの、平賀源内が製造に関わっていたとも伝えられ、産業的には、旧大蔵省印刷局で作られていた時期もあり、鹿鳴館やベルサイユ宮殿などでも使われたとのこと。田中優子「江戸の創造力」所収、『金唐革は世界を巡る』、名著です。
[田中優子「江戸の創造力」]
時にテレビコメンテーターとしてもご尊顔を拝することがありますが、たぶんデビュー作。新人にしてこのパワーはすばらしい。表紙がだいぶ焼けてますが・・・・もちろん、江戸時代のものではありません。
** 染井:旧染井村:現在の駒込付近。江戸末期にこのあたりの植木職人が品種交配によって作ったとされるのが、有名なソメイヨシノ。ぱっと咲いて、ぱっと散る潔さ、花時に葉が出ていないので、花が目立ち、白に近い限りなく淡い紅色が美意識に合ったことから、瞬く間に全国区となった。接ぎ木によって増やす生産性の高さ、造園師たちが集結していた染井村という立地を活かしたマーケティング力、色彩、咲き方、そして「ヨシノ」というネーミングがもたらすブランディングの勝利か。
*** あんぱん:言わずと知れた銀座木村家さんが元祖らしい。桜の塩漬けを入れたものがオリジナル。(→Wikipedia「あんパン」参照)
[あけぼのの桜餅]
ポピュラーな道明寺タイプではなく、焼いた生地であんを包むタイプ。桜の塩漬け付き。塩味と甘みのバランスがいい。
★今日の練習:のんびり都内花の名所(+ハナの治療)巡りポタリング、33km。
☆今日のお茶:うおがし銘茶「しゃん」に、あけぼの桜餅(+銀座木村家のあんぱん)
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ブログへのご訪問、コメントありがとうございます。
返信削除あけぼの桜餅、桜の塩漬け付きで美味しそうですね。
大都会に住んでおられるのですね。
こちらも、今日が花見の見ごろでしたよ。
みき様
返信削除こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。
お茶とお茶菓子を楽しむために、日夜自転車で突っ走り、
はぁ~っ、甘いものが沁みる・・・って生活をしています。
時々は訪問させていただきますので、また、おいしい
お茶とお菓子をご紹介ください。