自動車学校の教則本などに、ウィンカー(日本語英語だそうだ)が壊れた場合、ない場合の手信号が書いてある。
自転車や馬も軽車両なので、曲がるときは手信号というルール。
が、あまり町中で見たことがない。
やがた も、道路交通法上、正しいとされる手信号、例えば、右に曲がる際に、右に水平に腕を上げる、は、やっていない。大きく手を上げれば、安定性が失われて危険である。だいいち、日本の道路事情では、そんなに、右にまっすぐ上げるほど、自動車走行路線との余裕がない。下手をすると、腕を持っていかれない・・・。
で、車線を変更する際、曲がる際には曲がる方向の斜め後方を軽く振り向き、車がいないかどうか確かめ、時に軽く手を挙げて合図する、程度。
ところが、今日、完全なる手信号を見た。
築地場内市場などを走っているターレットトラック(→Wikipedia参照)と呼ばれる、先頭部分に丸い運転台がついた三輪台車。
これに乗って、魚のトロ箱を数個積んだ、潮風に日焼けした親父さんが明治通りを走って行く*。
新目白通りへ曲がる交差点で、荷台に仁王立ちになったまま、右手でターレット(駆動部分の円柱状の部分)上部のハンドルを握り、左手を水平にまっすぐ上げ、ゆっくりとと左折。
* まず、明治通りで、その格好なのでね・・・・。なかなか自動車からは目立ってました。
もとも場内用で、ウィンカーなどが付いていないから、公道では手信号だよね。
速度は自転車でのんびり流すくらいの速度。
堂々と、意気揚々と新目白通りを都心方面に向かっていった。
自転車では、あの安定感は出ない。あのように、堂々と手信号が出せるのは、騎馬警官(→日本にもいるんですね)か、ターレットトラック*のオヤジくらいだね。
* 騎馬警官も、ターレットトラックも、もちろん自転車もウィンカーなしの軽車両、手信号が義務づけられているはず。
うーん、負けた*。
* また、勝った負けたの記事か、と、辟易の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは習性みたいなものなので、ご容赦を。
★今日の練習:58km。山手線ほぼ一周。手袋のいらないくらい暖か。
☆今日のお茶:日本茶と雪見だいふく、ヌワラとバタークッキー。
にほんブログ村
自転車ブログ
クリックお願いします
登録:
コメントの投稿 (Atom)
お久しぶりです。
返信削除安定感なののそので、昔はしっかりとした
手信号を使っていた記憶があります。
今は絶対していませんが・・・。
いつもご購読ありがとうございます。
返信削除そうですね。
ちゃんとした手信号でなくても、こっちに曲がるぞ、というジェスチャー、もしくはアピールは重要ですよね。